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萌芽

今年の干支かんしは、甲辰きのえ・たつ
干支えとと言っている今年の辰のような部分は、本来は十二支じゅうにしとなります。(十“干”十二“支“⇒甲辰)
十干が甲で「木」の年でもあるので、書初めのお題は『萌芽ほうが』にしました。

植物は、物言わず、動けず、ヤワ。しかし、たとえ地上が一面灰燼に帰したとしても、土の奥ではそっと生き永らえて機が巡れば再び芽を出す。花が咲く品種ばかりではなく、ものによっては薬になり、スパイスとなり、大樹ならその木陰の元に人や動物が集って憩いの場となるものもあるだろう。
誇りというのは、他人を嘲笑ったりぶっ叩いたりするためにあるのではなく世にどうだと開陳してふんぞり返るために持つのではない。自らの内にあり人としてどう在りたいか問い続けて、ひめやかに輝く。堂々と生きるのだ。

………と、私の後ろにいるモノノフが申しておりまして。

📝今回使用した和紙は、昨年、聖徳太子が開基した観音正寺かんのんしょうじに参拝した際、授かってきたもの。以下は引用。

平成五年の本堂・御本尊焼失後、新しい御本尊を彫像する為に、インド政府の特別の御協力を得て香木「白檀」を輸入いたしました。その尊木「白檀」にて御本尊彫像中に出た木片を加工謹製し、和紙としました。中心にはお釈迦様ゆかりの「菩提樹」の葉を入れております。

御本尊御分身 白檀紙散華

厳しい時を経ても、何か新しい芽吹きの感じられる一年となりますように。

私は、長らく埋もれていた眠れる種を、そろそろ水かけて起こそうかなと。
そういえば以前、あなた武士がついてますねとのたまった人は、「花がいっぱい見えるけど何だろ🤔」とも言ってました。こっちが訊きたいわ!なんなの?頭がお花畑ってこと?(身に覚えが) ていうか………ワシは武者絵か???奮闘の果てに散るのか???まあ、それも一興か💮

数年前から、「輪っかはつながっている」というフレーズがたびたびくる。私はこの意味について、しばらく泳がせながら探っていました。直感的に、これはきっと自分の未来においてかなり重要なことだな…と受け止めていたからです。昨年末なんか散歩中に、木々のざわめきが「わっかはつながってるんだヨ~」とか告げてきてる気がして、ブルータスおまえもか、いやおまえまで的な?(一応おことわりしておきますと、幻聴の類ではございませんので、あしからず^^; ある種の勘への暗喩的な表現です)

その現時点での考察を、また近いうちに書き留めておければと思ってます🖊


実家のお雑煮🎌
京の白みそ仕立てでございます
今回の味噌は原型のある大豆も入ってた!
なんせ、これ食べないと始まらないのよ笑🥢
こちらは亀屋良長の豆せんべい『一陽来福』
冬が終わり春が来ることを表す“一陽来復”に
ちなんで名付けられたそうです

元の“一陽来復”には、凶事の後に
幸運に向かうという意味もありますね
(私のイメージとしては、日はまた昇る…かな)
おせんべいは3種
黒豆・えんどう・そら豆
素材の味がみっしりで、さっすが!

生けたミニミニバラは友人からもらって
10年近くうちにいるひと
身の回りの草花が手をかけなくても育つ系
後ろに花が…ってそういうこと?笑

妙なもん見たけどなんか元気になったわ…というスポットを目指しています