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Lookbookのドッカン文 003

どーも!
Lookbookのシラカワです!
今日ご紹介するのは、こちら!

『プロフェッショナルアイディア。』
小沢正光 著

①どんな本?
 小沢さんのコンスタントにアイデアを出すための方法論を公開した本です。


②小沢正光さんは、どんな人?
 1951年埼玉県生まれ。
 株式会社博報堂 執行役員
 エグゼクティブクリエイティブディレクターです。


③アイデアを出すための方法論って?
 小沢さんは、アイデア開発の原則を以下のように説明しています。

≪3回3ラウンド≫
 ・書き出す(排出)
 ・整理する(整理)
 ・チョイスする(取捨)
 ※この工程を3回繰り返す。

≪各工程のポイント≫
【書き出す】
 ・手で書くこと。
 ・時間を区切って考えること。

【整理する】
 ・重複しているものをまとめる。
 ・シンプルに表現しなおし、清書する。
 ・チョイスしない。この段階では。
 ・紙に余白を取る。

【チョイス】
 ・壁に張るなどして、客観視できる距離を取る。
 ・3種類の視点を導入する。
  (1)個人=自分の価値観
  (2)相手=クライアント
  (3)全体=社会


④その他
 著書の中で気になった部分を、以下まとめました。

≪視点の導入の理由≫
ビジネスのアイデアとは、アーティストのアイデアとは異なり、目の前の問題を解決するためのものだから。

≪ワンオペレーション、ワンコンセプト≫
アイデアを生み出す作業には、徹底した集中力が必要。アイデア開発の最大の敵は「ながら」である。
【3回3ラウンド】のやり方は、この「ながら」作業を徹底的に排除している。

≪完全性より適時性≫
アイデア開発において、守るべき条件の優先順位。

【プライオリティの高い順】
 (1)適時性:時間に合わせること。
 (2)先行性:先回りして考えること。
 (3)並行性:複数の案を用意しておくこと。
 (4)完全性:完璧であること。

・適時性を死守するためには、スケジュール管理が欠かせない。
・最終の締め切りだけでなく、小さなステップごとに目標を定め、時間を区切っていくこと。
・アイデア開発のプロとそうでない人の最大の違いは、このスケジュール管理にある。
・スケジュールの組み方としては「序破急」のリズムを意識。
  「序」:導入部
  「破」:展開部
  「急」:終結部
・与えられた時間は、自分もライバルも同じ。勝負は、その使い方で決まる。


⑤まとめ
いかがでしたか?
著書の中には、ご紹介したアイデア開発法以外にも、小沢さんの仕事に対する考え方・意識・人材育成の方法等も紹介されています。

気になった方は、ぜひ読んでみてくださいねー!!
読んでくださってありがとうございます!
ではではー!


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