現実から離れてしまった人権問題

先進的で人権意識の高いはずの野党が国政で苦戦を強いられ続けている


それはなぜかと言えば、私は彼らが現実を見ることをやめたからだと思っている


いつの間にか、彼らの中で現実より思想の重要性が上がってしまったのだ


その結果、人権問題は現実を離れてしまった


どういうことかと言えば、問題があってそれを解決するのではなく、思想の主張のために問題を作り上げるようになってしまった


特にこれはフェミニズムに顕著であり、フェミニズムに急接近してる野党やその支持者にまで広がってしまったのだろう

フェミニズムは思想の啓蒙のためにあらゆるものを問題化する


例えば二次絵規制問題もその一つだ


また、最近では女性の服にポケットがない問題なども話題になった

日々マーケティングに余念のない大手企業が、売れる商品を作らないなどということはあり得ない

よってこれは単なる需要の問題なのであるが、女性差別を語るために都合が良かったので『女性差別問題』にされてしまった

また、女性がケア要員という偏見を強化する等と女子マネージャーを問題とするような言論も話題になった

このように啓蒙を目的とした本末転倒としか言い様のない問題化がフェミニズム関係では後をたたない

まだフェミの言論レベルで留まっていれば良かったが、実際に問題まで起きてしまうことになる

AV新法問題である

思想家のお眼鏡に叶うことを優先した結果、現場で問題が起き現実の労働者が被害を被ってしまったのだ

思想を重視し、現実を蔑ろにした結果が表出した形になった

このようなことを続けていけば人心が離れるのは当然に私には思える

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