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#44 呪術的な日々

年末が近づくと、仕事が忙しくなる。

職種的に年末年始もしっかり仕事なので、世間のお休みモードはヨダレを流しながらビチョビチョの指を口にくわえて眺めることになります。

連休が羨ましい。
いったい、社会人の皆様は連休をどう過ごすのでしょうか?
死後の世界レベルで想像もできない。
今後も縁がないと思うので、もはや異次元のような存在になってしまった。

こんな時には現実逃避が1番。
小さい頃から養ってきた、妄想力が現実のわたしを救う。
そういえば、去年も忙しさがピークになった時、
「もしわたしが多重人格だったら、第一人格のわたしは休めるのに」
というもの。

多重人格といえば『多重人格探偵サイコ』が懐かしいですが、ああいったおどろおどろしい話でなくても、多重人格は活躍していいはずです。

今日は30代男性仕事で心折れてるわたしが担当するが、明日は10代フレッシュでピュアな少女が身体をコントロールする。
職場でも、妙に優しくちょっとオネエなわたしの別人格。
これは誰もが幸せなんじゃないですかね。
他にも、異常にゲームの上手い10代インテリメンズ、プロ級の料理を作れる80代の伝説のおばあちゃんの人格も欲しい。
そういうのって何とかインストールできないんだろうか。

自分の身体がiPadだとして、OSはわたしの主人格。
アプリが別人格のような近未来の世界になってくれたら、わたしは身体が擦り切れるまで働き続けるだろう。
さあやって来い、人格ビジネス2020。



あなたがわたしに課金をし、わたしはソシャゲへ課金をします。