見出し画像

My sun and moon

日本語は便利だと思う。
孤独、孤立、1人、独り
と、英語で言うとalone にまとめられそうなことを
一言で細かいニュアンスを伝えられることができるし、
1人でいることは独りではないとも教えてくれる。

私は1人でいることが好きだけど、独りになる環境は好まない。
だだっ広い鴨川ら辺で呑気に寝転びながら
風が顔に当たる感覚だとか、
土の匂い、
眩しい太陽、
自然に包まれる時は地球と一体になった感じがして
1人でいることを肯定してくれる気がする。

日本にいると私は独りであることが多いかもしれない。
高校に進学するときは、私の中学校出身の同期はいなかったし
大学進学も、友達作りは0からのスタートだった。
2年の休学やコロナによるオンライン期間を経て、
キャンパスに戻ると、多くの同期は卒業し東京で就職していた。
常に、自分の所属するコミュニティで私と同じ道を歩む人はいなく
私はいつも孤立しているように感じる。

孤独でいることを好まない私が、
ホームと感じるスペースは実家に限らず
友達であったり、自然の中かもしれない。

私のベスティー達には共通点があり、
それが私の安心への絶対条件なのかもしれない。

皆、私にとって月明かりのような存在だと思う。
単純に考えると、松岡修造のように
太陽のようにメラメラ燃える人のほうが、こっちも元気が出たり
楽しくていいかもしれない。
でも、太陽の下にずっといると
めっちゃ疲れるし、近づきすぎると炎に飲み込まれてしまうんじゃないかと思う。
月明かりは、気づけば明るく照らしてくれていて
他の星の輝きをさらに綺麗に映し出すような気がする。

もっと頑張れよ、花梨の頑張るところ、明るいところがいいよね!
と言って来る人は私のことをこれっぽっちもわかってないんだと思う。
そうやって私に太陽の輝きを注ごうとする人は、
暑すぎると枯れてしまう花のことを知らないのかもしれない。

なんか、かもしれないって多くない?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?