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はくさい

私はキャベツより白菜が好きだ。
挽肉は合い挽きも、鶏肉も合う。
ロール白菜は美味しいので試して欲しい。

白菜以外の野菜もそうであるが、
土の中、大地にて根、葉、実を育てて、
種類によっては地を押し破って結実する。

生産者さんに感謝して、は良く聞く。
それはもちろんとして、毎日植物の成長に触れている作り手さんは「野菜たちの頑張りに感謝して」と、言いそうな気がなんとなくする。
嚙み締めた時に溢れ出る甘味と旨みは冬、
雪の下で寒さに耐えたからだと思うと涙ぐましい。

白菜は、漬物も美味しい。
漬けられた側も寒かろうが、漬ける人の手も冷たかろう。味付けや保存環境で味は決まると思われるが白菜は「この人の期待に応えたい」と、心に誓って液に浸かっているのだろうか。

目に見えなくても「想いを込める」は、
あなどれない。それだけでいいわけではないけれど。

創作の製作過程を覗きみて、楽しんでいただけたら。