見出し画像

モンテッソーリ教育を始めた息子の行方 Part3 (3歳)

我が家の長男はモンテッソーリ教育を主体としたイングリッシュスクールに1歳6ヶ月から通い始め、ちょうど一年半が経つ。

現在3歳。

3歳となるとその子の特徴や得意なことがより濃く現れる。
私の感覚では育児の大変さと楽しさの天秤では、明らかに楽しさの方が上回ってきた。

それはモンテッソーリ教育のお陰なのか、比べるものがないのでわからないが、少なくともモンテッソーリ教育を受けさせてからスムーズな幼児期を過ごせていることは確かだと思う。

そんな便利なモンテッソーリ教育を、ぜひとも子育てに悩むママパパたちみんなに伝えたいのでその成果を引き続き記そうと思う。

(前回書いたことと重複があるかもしれないが初めて読む方のため全部記すこととする)

◆モンテッソーリ教育を受けた3歳長男の毎日の習慣

①帰宅後、靴を脱ぎ自分できちんと揃える。
上着や靴下も自分で脱ぎ所定の場所に置く。

②一人で手を洗う。
自分用の脚立を自分で出して、ハンドソープの泡も自分で出す。
よく洗う。
使った脚立を自分でしまう。

③食事の準備
子供用のテーブルマットを並べる。
コップを並べる。
フォークとスプーンを並べる。
お皿を運ぶ。
(全て弟の分も)

④食事の後片付け
お腹がいっぱいになったらお皿を下げる。
コップを下げる。
お願いすれば家族全員の分までバケツリレーでキッチンに運んでくれる。

⑤挨拶を元気よくする
フロントのおばさん、セキュリティのおじさん、エレベーターですれ違った住人、バスの運転手さん、警察官など。

「Helloーーー!!!!」

インターに行ってるためまだ英語だが、ハロー!と大人がびっくりするような大きな声で大きく手を降り笑顔で挨拶する。

⑥お片付け
機嫌がいい時になるがお片付けの時間であることを伝えるとお片付けができる。
テレビを消す時間も知っている。お風呂の前、食事の前テレビの消すボタンを自分で押す。(これも機嫌がいいとき笑)

⑦年下の子のお世話ができる
モンテッソーリ教育は基本的に他学年制のため、今のクラスでは一歳から3歳までの子が同じクラスにいる。
スクールでは年下の子の上着や靴を取ってあげるなど気づかう姿勢があるようだ。泣いている子にはティッシュを渡してあげたり、棚に登っている子がいたら先生に「彼危ない!」と伝えたり。
次男とは年が近いためケンカばかりしているようにも見えるが、気づけば家でも次男のいたずらを注意していることが多い。彼なりに面倒を見てくれているのだろう。

これだけでも一歳半離れた次男がいるため、二人育児中の身としてはかなり助かる。

しかし正直、これらすべてが我が家で教えたことではない。
長男には色々教えていきたいという意気込みはあったが、現実問題子供に思い通りに動いてもらうということは容易ではない。

これらの行動は全部モンテッソーリ教室で教わってきたのだ。
先生と同年代のお友達がいる環境で教わったことは、母親が教えることよりも、強烈に記憶に残りその後自ら行動に移せるようだ。

なぜだろう。
母親だと甘えたり甘やかしたりできる関係だからかもしれない。

こんな話ばかりだと出来すぎでうちの子とはギャップがありすぎると思われるかもしれないので、息子がまだまだできない事も記しておく。

◆モンテッソーリ教育を受けた3歳の長男がまだ苦手とすること

①お友達とおもちゃをシェアする
モンテッソーリ教育では基本的に一人につき一つの道具と呼ばれる玩具を使う。そして一人で遊びながら集中力を養う。
しかし児童館やお友達のお家など、スクール以外の現実社会ではおもちゃはお友達と一緒に使わなければいけない場合が多い。
長男はそれが苦手なのである。
シェアすると集中力が切れるのだ。
今の所、次男とおもちゃをシェアすることも彼にとっては大きなストレスのようだけど、これはこれで訓練かなとも思う。

②サークルタイムでみんなで輪になって同じことをする
長男は一人遊びの集中力は半端なく向上した。それと反対にサークルタイムなどでみんなと踊ったり歌ったり絵本を読んだりすることが苦手である。
もちろん、参加してることも半分くらいはあるけれどその題材に興味がない場合その輪から普通に外れている。
これは個々の性格によって変わることも多いと思うのでモンテッソーリ教室だからこうなるとかいう話ではないのだけれど、うちの長男に関してはこれは一年半経っても変わらなかった。

モンテッソーリ教育を受けて3歳になり、特化してきた特徴はこれくらいだ。
家庭により、教育方針というのは様々だと思うが我が家にとしては素晴らしい成果を感じたため、次の3歳から6歳までの小学校入学前の幼児期もモンテッソーリ教育を推奨しているスクールを選んだ。

年々彼の成長を見るのが楽しみである。

3歳の記録は以上。
モンテッソーリ教育や幼児教育について悩んでいる方のために、またぼちぼちとモンテッソーリ教育を受けたその後の息子の成長を記していきたいと思う。

それではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?