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【確定申告体験記③】税金で損しない方法

こんにちは。リリーです。

フリーランスである程度の収入がある方は、できるだけ所得税で損はしたくないというのが本音だと思います。

この記事では、フリーランス1年目で先日確定申告提出を終えた私が、情報収集したりフリーランスの先輩に話を聞きながら節税のためにやったことのうち代表的なものをご紹介します。

はじめてフリーランスになった方、これからフリーランスになろうと思っている方の参考になりましたら幸いです。


経費

経費にできるものは、経費として計上しましょう。
もちろんなんでもかんでも経費にできるわけではないですが、事業に必要なものは経費と考えるのが基本です。

例えば、自宅を事務所として使っている場合は、家賃の一部を経費にできるし、持ち家の場合は管理費や固定資産税も一部経費として認められる場合がありますので、調べてみてください。

あとは、プライベートと事業と両方に対してかかる経費(光熱費など)は、家事按分ができます。プライベート分と事業分を比率に分けて計算したうえで計上できます。

業務時間、面積など按分のしかたは様々な考え方があるので、調べて按分比を決めるといいです。「もし税務署からの調査が入ったときに、自信をもって説明できるか」という観点で比率を設定すると安心です。

控除

iDecoやふるさと納税

会社員を経験された方は、iDecoやふるさと納税についてはご存じの方が多いのではないでしょうか。元々会社員だった方はこのあたり詳しい方も多いと思うので詳細は省きますが、フリーランスであってもこれらは控除の対象になるので、活用するといいです。

青色申告

白色青色と2種類の申告方法がありますが、個人事業主である程度収入がある方は、青色一択です。青色申告にするだけで、最大で65万円控除がありますので。

青色申告するためには、開業届に加えて「青色申告承認申請書」の提出も必要です。まだ出していないという方は、税務署へ早めに相談するといいです。

小規模企業共済

小規模企業共済は、個人事業主などが入れる共済です。
小規模企業共済|小規模企業共済(中小機構) (smrj.go.jp)

掛金月額は、1,000円~7万円です。そして、この掛け金、なんと全額控除対象になります。

12月にある程度自分の収益が見えてくると思うので、12月に一括で翌年分を前納するのがおすすめです。

銀行窓口や商工会議所で手続きができますし、最近はオンラインでも手続きできるようになりました。

私は去年の年末、クリスマスを過ぎたあたりでギリギリ滑り込み申し込みをしましたがw ギリギリすぎて、申込書を入手したり、銀行窓口へ行くための時間を確保したり(15時で閉まっちゃうのと、手続きに1時間以上かかりました)と結構大変でしたので、できれば11月~12月上旬あたりに余裕をもって手続きをすませておくのがおすすめです。

なお、小規模企業共済は当然メリットもあればデメリットもあります。こちらの記事がわかりやすかったので参考までに貼っておきます。

小規模企業共済とは|5つのメリットと3つのデメリット|freee税理士検索 (advisors-freee.jp)

必読書

大河内薫先生のこちらの本は、非常にわかりやすく書いてあるので、会計が苦手な方にもおすすめです。

私はこの本のおかげで、タイトル通り「税金で損しない」状態になれたと満足しています。フリーランスになりたての方やこれからフリーランスになろうと思っている方は一度目を通すことをおすすめします。

最後までお読みいただきありがとうございました。





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