もう、3月で辞める！

そう叫んだ後、周りが急に優しく接してくる。

少し休みを取ると良いだとか、休憩中の仮眠から目を覚ました私に生八橋をそっと手渡してくる人など。

うん、そういうのにはもう流されない。

辞めるんだ3月に。

そのために、年休も振休も使わずに残してあるのだから。

計画は今になって急に始めたわけじゃ無い。
虎視眈々と進めていたのだ。
昨日今日の話じゃなく。
おそらく、入職した時から漠然と10年と思ってた。

この春以降、本当はチャンスが来ていて、2か所もお誘いをお断りしている。

次のチャンスはもう時期来ると分かっているから。
多分年明けくらいかな。

そうしたら辞めるんだい。

継続が大事という業界もあるだろうけど、ここは違う。
私の身の回りでも、数年おきにステップアップしているのが普通で、会うたびに「今どこで？」は挨拶代わりのようなものなのだ。

幸運なことに、私は今まで繋ぎ期間とか無職時代を経験せずここまで来ている。
違いと言えば、これまでは正社員ではなかったということ。
有休消化もせず、やめた翌日から新たな職場へと移り変わっていた。

念願の1ヶ月半ほどの休みを、有休という形で取得し、次へ移るということが嬉しい。

口の軽い上司にだけまだ言ってない。
邪道だけど、同僚には宣言した。

アタシは3月で辞める。

2月20日以降はいないと思ってください。

宣言したからには、しっかり次を探そう。

希望は少し時間に余裕を作りたいから、パート希望だったけど、これまた幸か不幸か、基本的に正職員しか扱っていないというエージェントが今、サポートしてくれている。

よいところに決まると良いなぁ✨