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【自分の自然に従うことで、素晴らしい表現になるエピソード2】


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【前回までのあらすじ】

いじめをきっかけにめっちゃ暗くて、感情をおし殺した小中高の学生時代を過ごしていた私でしたが、大学生から演劇を初めました。

最初は緊張してガチガチだったところから、ある演技の方法に出会って価値観がめちゃくちゃ変わり、自分の自然に従うことが一番の表現になるということが心底わかったお話し

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私は人前で本当に今、緊張するということがありません。

でももともとは、私がめちゃくちゃ緊張して作り込む表現をしていました。

ですが、自分のそのままを全力で出せるようになったきっかけが大学生のときにありました。

それがトーク&リッスンという演劇の方法に出会ったことでした。

これはどんなものかというと、相手の話を聞く時、全力で集中し、いま初めて聞いたかのように受け止めて、その場を新鮮に味わい、その感情を自然に表すという演劇の方法。

それまでは、人のセリフは聞かず、自分の表現ばかりに集中して、悲しいシーンならどうやったら悲しいって感じに見えるかなぁと頭でグルグル考えて、外から自分を見ながら演技してたんですが、

トーク&リッスンは、もう、自分に次、どんな感情が湧いてくるかなんか分かりません。

その場で味わい切って、出てきたものを素直に、リアルに出す。というものでした。

それまで感情を出さないように、出さないようにしていた私にとってはめちゃくちゃ恐怖。

それは自分の感情を信頼して、手放すということでした。

そして、表情を作ったりしないで、人様に見せられる演技になるのかと本当に最初は半信半疑でした。

でも、ちゃんと感情を味わい、素直に出したら、自然に涙が出てくる。自然にそこに役としていられる。

そして、たくさんの人が一緒に感動したり、共感してくれたりするようになりました。

その差は他の人の演技をみても、ありありと違いを感じました。

自然に感じて出てきた感情や表現は見ていて、本当に美しい。
それがたとえ悲しみや、怒りのようなマイナスな感情でも、深く共感ができて、感動するんだと。

だから表現する時は、あなたの心を動かしてみてください。
あなたの心が動けば動くほど、人にも感動が伝わります。

どう見えるかも大事だけど、唯一無二のあなたの素晴らしさは、そう感じているというだけでオリジナルであり、それを出すことが一番人に共感される素晴らしい表現になるから。

素直に感じて、味わい、一緒に人生を最高の自己表現にしていきましょう!

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