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スウェーデンで記憶に残る、初めてのカウチサーフィン。

こんにちは、まろです!

今回は、旅人必見の
カウチサーフィンについて!

キッカケは旅費の節約だったけど、
この出会いのおかげで
わたしの旅ライフは大きく変化した。

いろんな人と出会い、
忘れられない濃い特別な経験をし、
わたしの人生や価値観、
旅の楽しみに大きく影響を与えてくれたもの。

そんなカウチサーフィンとの出会いと、
初めて使ったときの話をしたいと思う。

インスタグラムでは、
@local_travelnote というアカウントで、
旅日記のコラージュもあげてるので
よかったらフォローしてみてくださいね^^


あなたは、カウチサーフィンを
知っていますか??

それは、旅好き、
現地の方との交流が好きな人は
必見のサービス。

カウチ(ソファ)でよかったら
泊まっていいよ、という
旅先でカウチをサーフィンできるもの。

旅先で、そこに住む方との
出会いや交流を楽しみたい旅人と、

旅人と交流したい現地の方が
マッチングでき、

会う前に自己紹介文や口コミなどを見て、
事前にチャットでやりとりができる。

趣味が同じ人を見つけたり、
この人と話してみたいなど、
いろんな出会いがあって面白い。

詳しくはカウチサーフィンを使ってみた
記事などを検索して見てみるのを
オススメします。

では、早速わたしが初めてカウチサーフィンを
使ったときのお話を始めましょう。

スタート!

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「スウェーデンで、オーロラが見てみたい!」

そんな思いがキッカケ。

ポーランドに留学に来て1ヶ月が経ち、
生活にも慣れてきた。

ここ最近は、
台湾出身のルームメイトと、
友達の男子3人で
ポーランド国内をちょこちょこ旅したり。

そんな中で、そろそろポーランド国外の
旅行もしてみたい。

そして今は3月。

ヨーロッパに来て、
「オーロラを見てみたい!」
という3人の思いと、

スウェーデンまでの航空券が安かったのもあり
行き先はスウェーデンにすることに。

少し調べてみると、
3月はほぼオーロラは見れないらしく、
北部とオーロラは諦めて
普通にスウェーデン旅行をすることに変更。

ストックホルムに約5日間。

ホテルやいろいろ調べてみると、
スウェーデンは物価が高い。

頭を悩ませている中、
「カウチサーフィンってものがあるらしいよ!」
とルームメイトが見つけてくれる。

話を聞くと、現地の人の家に泊めてもらい、
交流ができる。

よりローカルな生活に触れられて、
お財布にもやさしいなんて、
私たちにピッタリだ。

さっそく調べて登録してみることに。

自分にとっても、ホスト側にとっても、
話してみたい人とマッチングできるように、
プロフィール欄を充実させていく。

自分がどんな人か、
何が好きで、どんな旅が好きか。

料理が得意、ギターが弾けて音楽が好き、
アニメが好き、サーフィンが好き。

いろんな人がいて、
真似して書いてみる。

カウチサーフィンは、ホストとゲストの間に
お金は発生しない。
Airbnbより、より交流に重きをおけ、
友達のような関係になれる。

お金ではなく、どんなお礼ができるか、
どうしたらよろこんでもらえるか。
考えるステキなキッカケにもなった。

わたしたちはそれぞれ、
日本食・台湾料理が作れます。
と書いておく。

3人それぞれ、10人ずつくらいメッセージを送る。

トラブルの確率が低くレビューも多い、
家族などを中心に送ってみる。

一番最初は私達自身にレビューがないので、
泊める方もリスクになるため
なかなか決まらない。

やっと返事をくれ、
期間も合う方と巡り会えた。

やりとりをして、いざスウェーデンへ。



ホストはシアゴという名前の
ブラジル人のカップルで、
LGBTフレンドリーなスウェーデンに
移住してきたという。

ソファベッドを用意してくれ、
温かく迎えてくれる。

ホストによって、家の使い方やルールは
本当に様々。

仕事などで自宅にいないときは、
一緒に家を出てほしい人もいれば、
カギを渡してくれて、自由にされてくれたり。

交流する時間を多く設けてくれる人もいれば、
忙しい人もいる。

でも、基本はみんな旅が好きで、
ホストも交流を求めていて
カウチサーフィンをやってる方も多いので、

逆にこちらが観光でほとんど
交流の時間を取らなずに、
寝泊まりのホテルのように使うのは
少し失礼。そんな感じ。

家のルールを教えてもらったときに
一番驚いたこと。

それは、ゴミの分別が
徹底されていることだった。

例えばボールペンは
分解して、プラスチックのところと、
中のネジ、ゴムの部分を分ける。

スウェーデンの環境への意識の高さと、
家庭にここまできちんと
浸透していることへの驚き。
ちょっとしたカルチャーショックだった。

そしてスウェーデンを観光したり、
シアゴ達と交流したり。

例えば、シアゴが仕事前の時間のある朝に、
家の近くの大きな湖に連れていってくれ
一緒にお散歩したり。

スウェーデンは自然が豊かで、
湖や公園でお散歩する人が多いという。

スウェーデンでの暮らしを
一緒に経験させてもらったり。

朝ごはんには、スウェーデンが発祥の
シナモンロールを近所のパン屋さんで
買ってきてくれてたり。

別の日の朝ごはんには、ブラジル流
パンケーキを作ってくれたり。


モチモチ不思議な生地で、
食べたことのない味と食感がたのしい。

また別の日には、
スウェーデンでよくある朝ごはんと、
ニシン(?)の酢漬けのオープンサンド。

お礼に台湾・日本食ディナーを作りたいと伝え、夜ご飯の予定を合わせる。

一日中、街で食材探し。
3人で献立を相談する。
わたしはすき焼きと焼き鳥。

みりんがないからハチミツで代用したり、
薄い牛肉がないから家で叩いてのばす。

台湾料理として、
タピオカミルクティーと、トマトと卵の炒め物。

たまたま見つけた
紅茶専門店でタピオカ用の茶葉と黒糖を買い、
タピオカは1時間ゆでる。

タピオカって、そんな時間のかかる
ものだったのか!
茶葉もその辺の紅茶じゃなくて、
ちゃんとタピオカミルクティーに合う紅茶があるのか!と、ここでも異文化交流。笑

慣れないキッチンと
フライパンでお米を炊いたり、
牛肉をひたすた棒で叩いてのばしたり、
ドタバタクッキングも楽しい。

シアゴたちはとても楽しんでくれ、
それはそれは楽しい夜ご飯になった。

(わたしも、台湾の本気の
タピオカミルクティーを飲んで、
たまげるほど美味しかった)



シアゴ達は、ボードゲームが大好きらしく、
食べ終わったあとはみんなでボードゲーム。

ルールを教えてもらいながら、
カタンやいろんなボードゲームをやったり。



「ちょっと玄関きて!!」
とシアゴに呼ばれて行ってみると、

そこには私たちの
いろんなサイズのくつが可愛く並ぶ。

いろんな人が国を超えて出会い、
家で一緒のときを過ごす。

玄関に並ぶくつは、そんなとても愛らしくて、
幸せな何気ない光景だった。

最終日には、お手紙を書き、
折紙でツルを折り、台湾のランタンを作る。

初めてのカウチサーフィンで
不安と緊張もあったけど、
忘れられないステキな経験になったこと。

一緒に過ごした思い出や、
シアゴたちと出会えてよかったという想い。

それを見て、涙を流しながら
よろこんでくれるシアゴたち。

「君達の、最初のホストになれてよかった」

これでレビューもつくから、
これからはホストも
見つけやすくなると思うよと、
3人分丁寧に優しいレビューも書いてくれた。


普通に旅行するよりは、
観光の時間は少ないし、
自由度も減る。

それでも、この一期一会と、
現地の方の家に泊まるという経験は
わたしにとってこれこそ旅の醍醐味であり、
忘れられない経験になった。

LGBTで他国に移住したり、
ローカルみたいに湖を散歩したり、
ボールペンを細かく分別したり、
ブラジルのパンケーキを食べたり、
台湾の本気のタピオカを飲んだり。

経験や実感として、
世界を体感した時間だった。

そして何より、素敵な人達と出会い、
幸せな時間を過ごした。

インスタでは、
1年前の今日と教えてくれるものがあるが、
シアゴはそれで、
「思い出深いカウチサーフィン。
また君たちに会いたいよ、
いつでも遊びに来てね」
と毎年ストーリーにあげてくれる。

それを見てわたしもこの幸せな経験を思い出す。

シアゴ達は本当にステキなホストだった。
カウチサーフィンを使えば
必ずこのような経験ができるとは限らない。

この後も何回かカウチサーフィンを使ったが、
ホストは十人十色、一期一会。

あなたのカウチサーフィンでの出会いも
素敵なものになりますように。

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最後まで読んでくださって
ありがとうございます^^

スペインでの山に暮らす思い出のホストや
パリの温かいお母さんなど、
他にもカウチサーフィンの思い出は
たくさんあるので、
また別の機会に。

では、また!

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