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他人へのイライラは、人生を好転させるチャンス!(イライラ解消の実践ワークも公開!)

こんにちは。

こうしてお会いできたことに感謝です。

自分7.0コーチの竜馬です。

この文章のメリットと、読んでもらいたい人

・過去の自分
・友達の妹さん
・人生を好転させたい人
・自分の波動を上げたいと思う人
・他者へのイライラを解消したい人
・本当の自分とのつながりを高めたい人
・親しい人と良好な関係を築いていきたい人
・他者に強く当たったり、些細なことにイライラしたくない人

何故、他者へのイライラは、人生を好転させるチャンスなのか?



他者へのイライラを解消すると人生を好転させる3つのチャンスが訪れます。

①イライラが少なくなることで精神が安定し、周囲と良好な人間関係を築くことにつながる。

②他者へのイライラは自分の執着やこだわり、思考のクセ、囚われを表しているので、自分の可能性を広げることができる。

③イライラが少なくなり、感謝できることが増えると、チャンスがドンドン舞い込んでくる。

イライラを解消することで、このように人生を好転させることができますが、まずその

『イライラしていることを感じる』

ということ自体がチャンスの女神が目の前をトコトコ歩いているという状態です!笑


仕事において、理不尽な上司やクライアント、無茶振りしてくる同僚、仕事ができない部下。

友人との雑談でのちょっとした一言で、マウントを取られた気がしたり、誤解をされていることに気がついたり。

家族や恋人など親しい間柄、昔から知っている仲であっても、気に触る部分があったり。

ちょっとしたことで、イライラしてしまうことありますよね。
時に人にあたってしまったり。

そして、、そのイライラしてしまったことにに対して罪悪感を感じてしまったり。

気を取り直そうにも、とりあえずスッキリはしないけど、忘れるという選択を取って、また同じことが起きる。
そして、またモヤモヤ。

僕も10代、20代の頃は、よくありました。(涙)

そして。また罪悪感を感じ、忘れようと努力する。

でも今だからあの頃の自分に伝えたいのは、

今度から、
誰かへのイライラを感じている自分を見つけたら、

「ラッキー!これから良いことがあるかも!」
とキラキラとした宝石を見つけたような気持ち
を持ってみるのはどうかな?

というも、誰かに対してイライラを解消できると、
幸運を掴むチャンスが巡ってくるから。

多分、過去の自分は、「え?」って顔してると思う。笑

そうですよね。
そんななんとなくな、フィーリング的、心構え的なものよりも、ロジカルに頭で考えたいですもんね。

①イライラが少なくなることで精神が安定し、周囲と良好な人間関係を築くことにつながる。

②他者へのイライラは自分の執着やこだわり、思考のクセ、囚われを表しているので、イライラを解消することで自分の可能性を広げることができる。

③イライラが少なくなり、感謝できることが増えると、チャンスがドンドン舞い込んでくる。

これを一つ一つ具体例も交えてシェアしていきますね。


カンタンな自己紹介


その前に、どんな書き手が書いているのかを知っておいてもらった方が安心できると思うので、カンタンに自己紹介しておきます。

学生時代人見知りで、中々友達ができずコンプレックスを持つ。

心の中で、「なんで自分だけ。誰も理解してくれない。」とイライラを募らせていました。

そして。自分を変えるために(女性にモテたい一心で笑)、新卒で教育系の会社に入社し、心理学や営業などの実践を通じてコミュニケーションを研究。

コミュ障を克服し、社会人向け研修講師となる。
そして、ちょっとモテるようになる!笑

上場企業等のリーダーシップ研修を担当。
延べ5,000人の方々のコミュニケーションを磨く仕事を経験させてもらいました。

広告代理店に転職するも毎日イライラが募る日々。
朝8時から深夜2時まで働いて、自立神経が爆発。笑

独立後、心理カウンセラー等の資格を取得し、自分のイライラした感情と折り合いをつけられるようになる。

すると、人生が好転!
健康、人間関係、仕事、お金、恋愛など、良いことがバンバン起きるように!サラリーマン時代の2倍の月収を5分の1の時間で達成!

そこから、自分の経験を少しでも誰かに役に立てられればと思い、自分と他者とのコミュニケーションを改善し、理想の自分にアップデートする自分7.0コーチングを開発。

ということで、『他人へのイライラは、人生を好転させるチャンス!』というテーマでお話していきます。

また普段のクライアントへのコーチングの一部を抜粋し、イライラを解決する心理学的な実践ワークもシェアしていきます!

それでは、スタート!

目次は以下の通りです!



良好な人間関係は、幸せな人生の必修科目!

①イライラが少なくなることで精神が安定し、周囲と良好な人間関係を築くことにつながる。

①を一緒に考えていきたいと思いますが、
その前に、そもそも論として、人生を好転させるためには、何が必要でしょうか?

健康、お金、地位、学歴、名誉etc 色々あると思いますが、

これはウェルビーイングや、幸福学的な研究から、ある一定の答えとして、
ズバリ!"人間関係"はとても大きなウエイトを占めると言われています。

幸せな人生と、良好な人間関係は

磁石のS極と、N極。

ご飯と、カレー。
(ご飯の無いカレーなんて…!)

修二と、彰。(古い笑

のような切っても切れない関係。


例えば、2016年ベストセラーになった『LIFE SHIFT』 リンダ・グラッドストン(ロンドン・ビジネススクール教授)では、今後の人生100年時代を楽しく生きるために3つの資産が重要と言っています。

①生産性資産(生産性や所得、キャリアの見通しを向上させるのに役立つ資産を指す。ビジネススキルや仲間の存在など)

②活力資産(人に幸福感をもたらし、やる気をかき立てる資産を指す。具体的には、肉体的・精神的健康や、友人や家族との良好な関係などである。)

③変身資産(人生の途中で変化と新しいステージへの移行を成功させる意思と能力のことである。移行につきものの不確実性への対処能力を促す要素ともいえる。自己理解や多彩な人脈など)

https://type.jp/tensyoku-knowhow/skill-up/book-summary/vol6/

これから必要とされている3つの資産(生産性、活力、変身)において、全てに人間関係の要素(太字)が含まれています。

つまり、良好な人間関係が人生を好転させる上で必要不可欠な資産のうちの1つであると言えます。

僕自身も家族や恋人との関係はもちろんのこと、人生が好転するキッカケとなったの楽しい仕事はありがたいことに、人からの紹介などのご縁によって結ばれたものでした。


じゃあその良好な人間関係を構築する上で、何が重要なのか?
それは、マイナスなコミュニケーションを減らすこと。

特に、他人にイライラ、強く当たってしまうと良好な人間関係を構築することは難しくなってしまいます。


あなたが苦手だなと思う人、周囲から敬遠されている人を思い浮かべてください。(いなければ、よく映画、ドラマ、漫画で描かれる悪役を思い浮かべてみてもいいかもしれません。)

どんな特徴があるでしょうか?

イライラしている、不機嫌そう
感情的になっている
グチや悪口、否定的な言葉を遣う

もちろん、こういったイライラ状態になるのがダメとか、悪いとかそういう話ではなく、そういう時は誰にだってありますし、全然あっていいんです!

人間だもの。

ただ、

イライラしている、不機嫌そう→ニコニコにしている、ゴキゲンに
感情的になっている→穏やかで、優しく柔和な表情に
グチや悪口、否定的な言葉を遣う→褒めたり、喜んだり肯定的な言葉を遣う

このように、イライラが少なくなって、プラスに転じていったら、もっと人間関係が良くなりそうじゃないですか?

言い換えれば、

誰かへのイライラを感じている自分を見つけたら、

「ラッキー!イライラしているってことは、
もっと自分が良くなる伸び代を見つけた!
これから良いことがあるかも!」

こんな風に考えることで、イライラは人生を好転させるサインを出してくれているとも言えるのです!

「イライラしない方が良いのはわかってる。でも周りがそうさせてくれないんだ。だからそんなポジティブには考えられないよ。」

と過去の自分は感じてるんじゃないかなと思います。

それでOKです!

まずここまでで知って貰いたいのは、
「イライラが少なくなると人間関係は良くなるよ。人間関係が良くなれば、人生は好転するよ!」ということです。

とはイライラを解消する、イライラしなくなるようになるって、言ってもどうしたらいいのか?を知るには、そもそものイライラの正体を解明していきましょう。

次は、

②他者へのイライラは自分の執着やこだわり、思考のクセ、囚われを表しているので、イライラを解消することで自分の可能性を広げることができる。

と合わせて、一緒に考えていきたいと思います!

他人へのイライラの正体は、自分の⚪︎⚪︎!


結論から言うと、

他人へのイライラの正体は、
自分の"執着"していることです。

言い換えれば、他人へのイライラの原因は、
"自分の中に"あるということです。

「いやいや、他人が原因でイライラしているんですよ!」と過去の自分は思うかもしれません。

その通りなんです!

ただ、同じことであっても、イライラしてしまう人と、動じない人がいるのは何故でしょうか。

このことを認知心理学では、ABC理論という形で説明されています。

心理的な問題や生理的な反応は、出来事そのものではなく出来事の受け取り方によって生み出されるものであり、非合理的な受け取り方から合理的な受け取り方に変えれば、そうした反応は弱くなるかなくなるという理論である。

【ABC理論】
A:Activating event(出来事)
    ⇩
B:Belief(信念、固定観念)
    ⇩
C:Consequence(結果)

出来事(A)があって結果(C)があるのではなく、間に信念体系(B)による解釈をはさんで、結果(C)である、感情や行動の反応、すなわち、不安や怒り、不適応な行動が生じる。

しかし、人は原因はBではなくAであると信じているので、あきらめてしまいがちである。

しかし、受け止め方に含まれている非論理的な信念をイラショナル・ビリーフと呼び、それが論理的に非合理的であることを理解して粉砕することを目的とする。

Wikipedia

つまり、A:出来事に対してのB:信念、固定概念によって、C:結果としてのイライラが生まれてしまっているということです。

B:信念、固定概念を説明すると、「こうでなくはならない、こうすべきだ!」という過去の経験などによって培われた執着です。

例えば、
出来事A:会社に年上の同僚がいて、仕事が遅く、出来栄えも良くない。
信念B:「   」
結果C:ちゃんと仕事をするように、強く当たってしまう。

ということがあった場合、どんな信念Bがあるでしょうか?

「自分より年上で、経験があるのであれば、ちゃんとやって当たり前だ」「社内で『働かず給料を貰っているオジサン』が多くて、会社が停滞している。自分はあんな風になりたくない。」
「お金を貰っているのであれば、プロとして働くべきだ。」

などという信念が当てはまるかもしれません。
これらは全て、信念や解釈のお話であって、正解不正解はありません。

あるのは、『自分がどういう信念、解釈を選ぶのか』ということだけです。

例えば、
出来事A:会社に年上の同僚がいて、仕事が遅く、出来栄えも良くない。
信念B:「   」
結果C:モチベーションを上げるような働きかけをする。

出来事Aは同じで、結果Cを上記のような自分の行動を変えるためにはどのような信念を選択することが考えられるでしょうか。

「誰にも苦手な仕事はある。自分にもある。この人がどうやったら仕事をしやすくなるのか、話を聞いた方がいいかもしれないな。」
「この人がいてくれるおかげで仕事が回っている部分もあるよな。感謝しよう。」
「自分の嫌な部分や、イライラする執着のポイントを見つけさせてくれた。今度から気をつけよう。」

結果C:モチベーションを上げるような働きかけをする。
という結果を出す、解釈は色々ありますし、立場や役割によって変わっていきます。

ここまでをまとめると、
イライラの正体は出来事ではなく、出来事に対する自分の信念である、執着であるということでした。

そして、時としてこの執着というのは、「こうでなくてはならない!」と自分の可能性を狭め、自分を苦しめる場合があります。

努力をしなければならない
勉強を真面目にしないといけない
お金を稼がなければ価値が無い
家族や友人には尽くすべきだ
ある程度の年齢になったら結婚して、子供がいるべきだ

などいった執着や、囚われ。

例えば、子供や動物たちってとっても本能に忠実、純粋な状態で、将来について思い悩んでいたり、過去を後悔することって少ないと思うんです。

でも、いつしか大人になると、「これはダメ、あれはダメ」にがんじがらめになってしまって、窮屈さを感じ、他者と比較し、いつしか自分で自分を苦しめてしまう。

言うならば、大人になることで、どんどん背中に荷物を背負って、
「こうであらねば」となり、腰が重くなってしまうような状態。

だからこそ、自分が持っている執着やこだわり、思考のクセ、囚われを
手放すことができれば、もっと人生は軽やかに、楽しく、
本当の自分の生きることにつながります!

努力はしてもいいし、しなくてもいい。

お金を稼がなければ価値がないと思ってもいいし、稼がなくても価値があると思ってもいい。

結婚して子供を作ってもいいし、結婚せずに1人で過ごしたっていい。

このような「こうでなくてはいけない」を手放して、どちらでもいいという心境になれれば、親や社会、世間がそうした方がいいからということではなく、自由に自分の人生をクリエイトすることができます!

(念の為、補足しておくと、倫理的、法律についても、なんでもいい。という訳ではなく、自分の心の声に従うということの大切さを理解してもらえればと思います。)


ここまでをまとめると、
イライラを見つけることは、執着を見つけることであり、また見つけた執着を手放すことができれば、人生を好転させるチャンスにつながるという訳です。

簡単に言えば、

イライラ=自分の執着発見機=自分の可能性を狭めているもの

ということなんですね。
あとはイライラを手放すだけ。

そうすれば、自分の限界を超えた可能性を楽しめます!

②他者へのイライラは自分の執着やこだわり、思考のクセ、囚われを表しているので、イライラを解消することで自分の可能性を広げることができる。

ということで、イライラは人生を好転させるチャンス!の2つ目のポイントとして挙げました。


人生の好転を加速する、現在への感謝の法則!

③イライラが少なくなり、感謝できることが増えると、チャンスがドンドン舞い込んでくる。

について一緒に考えていきたいと思います。

①イライラを手放すと、人間関係が豊かになる
②イライラ=自分の執着であり、手放すと自由になる

とお伝えしていきましたが、イライラしなくなった状態とは、
マイナスがゼロになったようなフラットな状態です。

フラットな状態になることで、イライラしてしまったり、執着や囚われから解放され、本当の純粋な自分で在ることができます。

イライラを手放すこととセットで重要なことは、
「現在への感謝」です。

イライラや不安を経験し、それを解消したからこそ分かる、
現在への感謝の念を抱くとより、人生の好転が加速していきます!

「一体何を言っているんだ。。汗」
これは過去の自分が聞いたら、キョトンとするんじゃないかなと思います。笑

ですので、具体例を挙げてみます。
過去は身近な人の些細なことにイライラしていたけど、そのイライラ感がなくなったとしましょう。

すると、過去はイライラしたり、不安があったけど今は無くなって、
穏やかになった。

心が安らいでくれて、ありがとう。

むしろ、その人に対して、イライラをさせないでいてくれてありがとう。

例えば、こんな風に感謝の念をいただくことができると、
赦しや慈愛の心、簡単に言えば、優しい気持ちで日々を過ごすことができるようになると思うんです。

さすれば自ずと、一緒にいることが楽しめるようになった。すると相手も楽しい。だからもっと大きな楽しさを感じることができることに繋がる。

こんなイメージです。


このえもいわれぬ心地良さに浸ること、これが次なる人生を好転させるステップとなります。

『笑う門には福来る』
幸福だから笑うんじゃない、笑うから幸福になるんだ。

という言葉があるように、幸福の因果関係はというのは、何か嬉しいことが起きるから幸福になるのではないらしいんですね。

確かに嬉しいことが起きたら、ハッピーにはなります。笑
これは間違いない。

でも、まず笑うから、幸福なことが起きてきちゃうんです。
するとまた笑う。笑うとまた福来る。

つまり、ニワトリとタマゴのお話であって、どっちが先なのかということで、幸せな出来事を待つのではなく、まず今の状態を幸せだと感謝して思うこと。

これによって、幸せが訪れますよ。ということ。

すると、「いやいや、現状に満足する?それは現状維持に甘んじるということだ。それではな成長や成功は訪れない!」と過去の自分は、絶対に反論すると思います。。笑


ただ当時のアンチ現状満足派の自分に伝えたいことは、

現状に満足し感謝することと、成長や成功は矛盾しない。

両立は可能で、むしろハッピーに成長や成功をしようと思うならば、
現在への感謝と満足感が重要である。

ということなんです。
これ結構口すっぱく伝えたいことです。笑

というのもの過去の自分は現状を否定して、もっとこうしたいという理想を描いて、「理想の未来に生きている」状態でした。

いわば、誰かのおかげ、過去の自分の頑張りのおかげ、ということを無視している状態。

引き寄せの法則。思考は現実化する。っていうのにハマってたんですね。

だから常に現状にイライラ感を持っていて、渇望感があり、こんなんじゃダメだ。こんなハズじゃないと。

ちょっといいことがあっても、まだまだこんなもんじゃない。と当然、現状への感謝をしていませんでした。

引き寄せの法則の取り扱い注意のポイントは、


「目標が叶ったら幸せ。」
「目標が叶わないと自分は幸せじゃない。」


と表裏一体。

ということ。

要は、安易な引き寄せの法則は、幸せの先延ばしであり、現状が幸せじゃないことへの肯定になります。


これの一番のメリットは、使い方を間違えなければ自分が考えた理想の状態を叶えることはできます。(執着まみれだとしても。)

ただ一番のデメリットは、達成するまで幸せ感が少なく、達成した時に幸せだと感じけどと長続きしないことです。(脳科学的にはドーパミン的刺激によるもの)

そして、それが叶えてみたら意外と思っていた幸せ感を得られなかった。
ということに気づくことです。


それって勿体無いですよね。
別に今幸せになればいいじゃん!っていう話です。笑

何故なら、幸せになるために目標を達成したい、引き寄せたいと思っているんだから。目的と手段を違えてはいけないということ。

正直、心理学的な研究によっても感謝できる人はより成功しやすいとされているんですが、いまいち腑に落ちていなかったんです。

どうして現状に満足することが、より成長や成功を楽しめるようになると自分が思ったシンプルなエピソードを紹介します。

あるカフェの店員さん(アイコさん)はお世辞にも仕事に積極的とは言えませでした。
「なんでこんな仕事しなきゃいけないんだろう。本当はもっとクリエティブな仕事がやりたいのに。」とこんな風に毎日を過ごしていました。

見かねたカフェの店長が、アイコさんに対して、
「そんなんじゃダメだ!もっと愛想良く接客しなさい!」
と強く叱りました。

すると店長がいる日は頑張っているそうですが、店長がいない日は今まで以上に「早く仕事終わらないか」と時計と睨めっこしていたそうです。

店長がいないとある日、アイコさんはいつものように時計を見つめていると、このカフェの常連さんが来店されました。

いつものブレンドコーヒーを頼むと、
「アイコさん、いつも美味しいコーヒーをありがとう。」
と心のこもった声をかけてくれました。

このたった一言で、アイコさんは人が変わったように、カフェの仕事を楽しみながら接客をするようになっていきました。

しばらくすると、店長から
「カフェのHPやメニューのデザインをお願いしたいんだけどどうかな?」

とアイコさんの普段の仕事ぶりを認めてくれて、自分の夢への小さなチャンスを掴むことができました。

この話を聞いた時に、一気に腑に落ちました。
自分に対してのコミュニケーションと同じだ。

今までは「こんなんじゃダメだ、もっとやらなきゃ。」と自分に声をかけていました。現状を否定するとモチベーションがドンドン下がっていく。

「いいじゃん!今日も頑張ってるね!」と自分に声をかける。現状を肯定する。もっと頑張ろうとモチベーションが湧いてくる。

つまり、現状に感謝し満足するからこそ、もっと頑張ろうと思える。ということです。

そして、シンプルな理論として、

楽しいところに人は集まる。

というのがあります。

当たり前の話かもしれませんが、楽しくなさそうなところに、人は集まりません。

誰かのおかげ、過去の自分の頑張りのおかげという感謝の気持ちを持って、楽しんでいることって、一瞬の幸せではなく、持続可能な成功法則だと思います。

もちろん、自分が全く興味が持てないことに対して、感謝をして楽しまなければならないのか、というとそういう訳ではありませんが、
自分が純粋に興味があって、感謝の思いを持てることをすることで、自ずと色々なチャンスが巡ってくる可能性があります。


ここまでをまとめると、

今の不満足さは、未来へのガソリンになりますが、幸せ感を磨耗します。

一方、今に感謝し満足することは、未来へのガソリンとなり、更に幸せ感をより実感できます。また幸せ感を感じると、『笑う門には福来る』でもっとより良い現実を運んでくれます。

そして、この現在への感謝は、イライラをしていたからこそ感じられるものだと思います。

よく、
「昔は貧乏だったけど、今は普通になって、お金の有り難みがよく分かる。」とこんな話を聞いたことがあると思います。

これは、過去のイライラを乗り越え、解消したからこそ、分かる得られる感謝の気持ちです。

このことは、イライラや不安を感じていない人には味わえない境地です。

病気の時に、健康の有り難みがわかるように。
失った経験があるからこそ、取り戻した時に感謝できるということです。

だからこそこの文章で最もお伝えしたいことは、

今度から、
誰かへのイライラを感じている自分を見つけたら、

「ラッキー!これから良いことがあるかも!」
とキラキラとした宝石を見つけたような気持ち
を持ってみるのはどうかな?

というも、誰かに対してイライラを解消できると、
幸運を掴むチャンスが巡ってくるから。

つまり、
イライラッキー!!

ということなんです!

次は、具体的にどのように他者へのイライラを解消していけばいいのか。心理学的なアプローチを紹介します。


他者へのイライラを解消するストーリー第三者アプローチ!

こんな状況をイメージしてください。

あなたが友人と一緒に電車に乗っていると、
友人はこちらをじっと見ています。

居心地悪く感じたあなたは、相手に「どうしたの?」と質問します。

すると、相手はいきなりあなたのほっぺたを平手打ちしてきました。

痛いの同時に、怒りが込み上げてきました。

友人は「今、蚊が止まってたんだ。」と言って謝りました。

叩かれたという事実を一瞬理解できないかもしれませんが、理由がわかればありがとう。となるかもしれません。少なくともイライラするということはないと思います。(どれくらい痛いかにもよりますが笑)

つまり、相手の目的を理解することで、イライラを大きく抑えることができるということです。

ということで、ここからは具体的に、心理学のテクニックをアレンジしたアプローチを活用して、他者へのイライラを解消することを目指します。

具体的には、家族療法と呼ばれる心理療法のジェノグラムアプローチを応用した、歴史を紐解くことで他者の目的を理解しイライラを解消していく、『ストーリー第三者アプローチ』を紹介します。

そもそも他者へのイライラとは、自分のこだわりや執着であると同時に、他者の言動(イライラする対象)もまた同様に"行動の理由"(意識的か、無意識的なのかは関係なく)が存在します。

例えば、つい誰かを否定するAさんに対してイライラする。という状況があった時に、

自分に「人の悪口を言うと嫌われる。」という無意識的な理解があるのでイライラするのと同時に、

Aさんにも「人の悪口を言うとすっきりするし、盛り上がる。」という経験があり、その行動を無意識的に選んでいるということがあります。

ということです。


ですので、この状況を理解すること(できれば当事者とともに)で、イライラというのを解消することに繋がるのと同時に、相手のニーズを理解することでこちらのリアクションをよりお互いが居心地の良い時間にすることができます。

ここで強調しておきたいのは、現在に起きている事象の原因を見つけるのではなく、未来をどうしていきたいと思っているのかという目的を理解、共有することにあります。

『ストーリー第三者アプローチ』のやり方はシンプルです。

前提として親しい家族や友人であれば、一緒に行うとより効果的です。ただし、お相手が極度に嫌がる場合を除く。
※あまりに強いストレスに対しては、専門機關への受診をオススメします。


①登場人物に対応するモノを用意する。
→あなた、Aさん、Bさんなら3個のコップでも、ティッシュでも、人形でもなんでもOK。できれば可愛いモノだとなおよし。

②まずは深呼吸をして、ゆっくりリラックスしていきます。

③イライラを感じた状況の言動をモノを使って再現します。

④それぞれどういうことが目的だったのかをモノに対して聞いてみます。(登場人物が3人なら、あなた、Aさん、Bさんに対応するモノへ)

⑤またその目的を取ろうと思ったキッカケや経験を聞いてみます。

⑥立場を変えて話すことで、相手の心境を理解して、自分のイライラを納得させることができれば、そこで終了しても構いません。

⑦もしそこでイライラが消えない、スッキリしない場合は、自分に対応するモノに対して、「本当はどうして欲しいのか」という本音を聞いてみます。

⑧そこで出た答えに対して、否定せずに自分の味方になって、慰めたり、励ましたり、共感する声をかけてあげましょう。

⑨ここまでである程度イライラの原因を理解して、イライラを解消することができるので、モノに対して感謝をして、意識を鮮明にして、普段の生活に戻ってください。


このアプローチの効果としては、
自分、他者をモノに変えることで、マンガのストーリーのような第三者の立場で物事を捉えるられるようになります。そのため、自分=イライラという状態から、距離をおくことができます。

それぞれの目的や理由を聞くことで、冒頭の蚊と同じ理屈で、相手の真意を理解しイライラを低減させることにつながります。

そして、より深く自分のイライラな気持ちを第三者的に深く理解していくと、自分が傷ついたり、誤解されたり、本当はこうして欲しかったという、イライラの裏側の気持ちをより知ることができます。

この真意を知ることで、得られることは数多くあり、非常に高い癒しの効果があります。


どうしても関係が上手くいかない時は、縁が切れるサイン?


結論から述べると、色々なアプローチを通じてイライラを解消しようとしても、関係がうまくいかない場合は、縁が切れるサインかもしれません。

一緒にいなくちゃいけない、ここで頑張らなきゃいけないというのも一つの執着とも言えます。

関係やつながりを弱めることで、よりもっと幸せな関係に時間を使えるというメリットもありますので、白黒ハッキリつけるのは、グレーを楽しんで、徐々に移行することが互いに後腐れがないですね。

もし本当に必要であれば、関係性はどこかでまたご縁があるはずです。

もちろん、なんでもかんでも避けて、逃げればいいとものではありませんが、兎にも角にも自分の心に正直生きることが、一番の自分の本来の力を発揮できると思います。

過去の自分へのメッセージとして、

本当に必要なものは、必要かどうかで迷わない。
太陽、水、空気、食べ物、健康。

本当に心が通っている、家族、恋人、友人。
自分の大好きなモノや生きがい。

まずはこれを大切にしてあげて。

そして、今は未だ必要でなくても、これから本当に必要で、
なくてはならないモノになるかもしれない。

ゆっくり時間をかけて育てる。
大切なものがたくさんあるのもまた幸せな人生。

今が満足だから、"あの時があったから"今があるって言える。
今を逃げずに戦った経験も良かったし、
もうやばいと思って逃げた経験もぜんぶ良かった。

頑張ってくれて、ありがとう。

どんな選択をしても、これからの選択でそれを正解にできるから、
心のコンパスに従って生きてください。

何度でも同じ人生を生きたいと思えるように、イマを生きよう!

最後のまとめ!

他者へのイライラは、人生が好転するチャンス!ということで、ここまで色々と書き連ねてきましたが、かなり長くなってしました。。

約13,200字。笑
普通のビジネス本が8万〜10万字だそうなので、あと10記事あれば一冊の本になるくらいみたいですね。笑

ということで、

今度から、
誰かへのイライラを感じている自分を見つけたら、

「ラッキー!これから良いことがあるかも!」
とキラキラとした宝石を見つけたような気持ち
を持ってみるのはいかがでしょうか。

というも、誰かに対してイライラを解消できると、
幸運を掴むチャンスが巡ってくるから。

こういった内容を以下の3パートに分けて、お伝えしてきました。

①イライラが少なくなることで精神が安定し、周囲と良好な人間関係を築くことにつながる。

②他者へのイライラは自分の執着やこだわり、思考のクセ、囚われを表しているので、イライラを解消することで自分の可能性を広げることができる。

③イライラが少なくなり、感謝できることが増えると、チャンスがドンドン舞い込んでくる。

またストーリー第三者アプローチとして、具体的なストレス解消法のワークについてもお伝えできました。

前提として親しい家族や友人であれば、一緒に行うとより効果的です。ただし、お相手が極度に嫌がる場合を除く。
※あまりに強いストレスに対しては、専門機關への受診をオススメします。


①登場人物に対応するモノを用意する。
→あなた、Aさん、Bさんなら3個のコップでも、ティッシュでも、人形でもなんでもOK。できれば可愛いモノだとなおよし。

②まずは深呼吸をして、ゆっくりリラックスしていきます。

③イライラを感じた状況の言動をモノを使って再現します。

④それぞれどういうことが目的だったのかをモノに対して聞いてみます。(登場人物が3人なら、あなた、Aさん、Bさんに対応するモノへ)

⑤またその目的を取ろうと思ったキッカケや経験を聞いてみます。

⑥立場を変えて話すことで、相手の心境を理解して、自分のイライラを納得させることができれば、そこで終了しても構いません。

⑦もしそこでイライラが消えない、スッキリしない場合は、自分に対応するモノに対して、「本当はどうして欲しいのか」という本音を聞いてみます。

⑧そこで出た答えに対して、否定せずに自分の味方になって、慰めたり、励ましたり、共感する声をかけてあげましょう。

⑨ここまでである程度イライラの原因を理解して、イライラを解消することができるので、モノに対して感謝をして、意識を鮮明にして、普段の生活に戻ってください。

ここまで読んでくれて本当にありがとうございます。
本当は色々脱線して色々まだまだ書きたいことはあるのですが、
それはまた次の機会にできればと思います。

これからも自分の経験を伝えることを通して、多くの人の幸せの一部になれたら嬉しいです。

少しでもあなたの人生にとって参考になりましたら、
スキ、コメント、フォローしてくれると励みになります。

またこの情報が未だ見ぬ誰かの役に立つと思ってくれるのであれば、
ぜひ、シェアをお願いします。

いつもありがとうございます。

それでは、お元気で。

自分7.0コーチ 竜馬

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