闇の船と光の舟

闇が地を覆い光の教えが現れたとき
人々は己の中にある汚れ腐った御霊磨かず
私利私欲に光を使い始め
すると何が起きるかというと
あれこれ問題が起きてはまた悩み
光の言葉を聞いては思い出し
また日常に戻りはまた忘れる
汚れ腐った御霊は放置したまま
上塗り光を纏っても
それは灰の道行く我良し他は邪魔となり
図々しい己を盲信して羽ばたく蛾
光に集まる蛾 
されど真の光にははじかれ入れず
怒りに狂う
己の全てを省みず
己の光を生きようなどは
真の光を纏うことはない
人間は裸になる為に
何枚も何枚も服を重ねて重くなる
何をしてるのかも知らずに
都合いいことにすぐとびつく
己でしっかり考えもせずに
サカサマ世界の地球では
闇も光 光は闇
また人間は
己で感じず流される
光のふりした闇の船
連れていかれる悲しき人間
真の光の真のふね
優しく甘いだけではない

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