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恋愛テーマの広告に見える心理学とは 恋する広告 事例7

広告に限らず、マーケティングには数多くの行動心理学が使われています。
それを恋愛CMだとどういったものがあるでしょうか。

例えばマッチングアプリ『Pairs』が展開した広告。
まずはこちらのCMをご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=ETLwYGDZtfQ

さらに同じテーマでOOHを展開しています。

このように実際にペアーズを使って婚約に至ったカップルを総勢186名起用して、CMや広告のモデルとして起用しています。

これは俗にいう「類似性効果」という行動心理学に基づいたものです。
自分と似たような年代や特徴の人物に商品の特徴や情報、感想を述べられると特徴に親近感を感じやすくなり、好意的な気持ちを抱きます。今回で言えばプロのモデルや俳優ではなく、実際にいる人を起用することで親近感を沸かせています。
「類似性効果」は主にダイレクトマーケティングに用いられているもので
マッチングアプリのイメージの低さを改善する役割も担っています。

時として、壮大なドラマよりも
シンプルな「事実」の方が強い。

事実をベースとした『電車男』や『8年越しの花嫁』のような、そんな事実に基づいた恋愛CMがあってもいいですね。