24年のケアマネ生活の中で、一番短い支援期間だった
家に帰りたいと願う本人
最期は自宅で迎えさせたいという家族の思い
それが叶った3日間だった
数年間の闘病中も自宅で過ごし、家業を伝え
入院する直前まで仕事をされていたと聞いた
自宅に戻ってからは、遠方の兄弟姉妹にも会い
最後の時まで、常に誰かが側についていた
ケアマネジャーの仕事をしていると
家族というものについて考えさせられることが本当に多くて
逆に家族がいない方が、この人は幸せなんじゃないのか、と
思うような時もある
家族幻想
心に抱く家族の姿は、幻だよ?と何度も伝えてきた
けれど、今
こんな家族の姿もあるという事実
滅多に出会えないけれど、確かにここに
家族の役割と温もりを体現しているご家族がいた
泣き笑いしながら、一つ一つの出来事を共有して
最後の瞬間も、その後の関わりも
家族みんなで笑顔の時間だった
おつかれさまでした
ありがとうございました
今までで一番
短かったけれど、豊かな時間
この時間に立ち会えたことを
心から感謝します
本当に
ありがとう
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