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何のために学ぶのか



研修の講師をしていると、あれ?っと思うようなことがある

主には受講生の受講態度についてであるが
実にもったいない時間の使い方をしているなあと思う事がある

同じ仕事をする者としてみるので、どうしても辛口になってしまう

自分のお金なのか会社が出してくれたお金なのかに関わらず
費用対効果の認識が無さすぎること

お金に換算できない自分の時間管理についても
かなり甘すぎるという点

常に学ばなければならない職種であるのに
思考する習慣を持っている人が少ないというところなどである

思考する習慣は
物事を分解して考え、再統合する過程でもあり、
深く考え、点をつなぎ、思考することで
自分の思考の癖を知り、疑ってみる体験もできる
アセスメントに必要な重要な姿勢なのである

大人になるとルーチンワークで忙しくて
自分のスキルや思考をメンテナンスできない
強制的に行かされている研修であろうがなんであろうが
勉強の機会があることは
チャンスなのである

今日の対象者は、あまり実務についていなかったり
失効してしまった人達だった

現在、ケアマネの業務についていない人であっても
課題があれば、それを軸にして「思考するトレーニング」だと思えばいい

全ての人に与えられた時間は365日24時間しかないのだから
限られた資源や時間の中で、いかにより良い結果(パフォーマンス)を残すのか試していると考えたら
窮屈な時間も、退屈な研修も
攻略ミッションのように楽しくなっていく


ケアプランは自立支援に則って、主体的に行えるように表記する
ケアマネジャーは自分らしい生活の実現サポートが仕事である

受け身になっている受講生が
どうすれば主体的に研修の時間を活用する事ができるのか

どんな言葉かけをすることで生かせるのか

演習講師としての技が問われている

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