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その後の婚活模様⑦〜幸せにしたい人〜

57歳アラカンの婚活アプリでの婚活模様。

婚活は人生と同じ。

山あり谷あり。笑

マッチングしてからメッセージのやり取りを重ねるものの、なかなか会うタイミングがあわないKさん。

一度目はKさんがコロナに、そして二度目は私が発熱し、二度の延期。

前回のお話がこちらです。⤵︎⤵︎⤵︎

そしていよいよ決戦の日。

大谷翔平 VS ジミー大西。笑

ではなく、お誕生日が同じKさんは、果たして私の運命の人なのでしょうか?

(すみません、結構長文です…)


✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚・*:.。 ✽


とその前に。

なぜ私が前日にテンションが上がらなかったのか。

その理由を書きたいと思います。

ヘルペスウイルスとはつゆ知らず、よくわからないまま発熱外来へ行き、無駄なお金を落としてきた翌日には体調も落ち着き、私は少しでも早く会いたいと思っていたので、Kさんの GW の予定を聞いてみたのです。

私はてっきりKさんも同じ気持ちだと思っていました。

早く会いたいと。

しかし返ってきたメッセージは、、、

「ほぼ予定を入れてしまいました」

え???

なんだかね、会いたいのか別に会いたくないのか、たまにわからなくなることがあるんですよね、Kさんって。

ただ私に気を遣ってくれてのことかなと思ってたんだけど、それでなくてもLINE のアイコン事件でかなり心が落ちてしまっていた私。笑

心の声がこちら。

関西弁で失礼します。

GW ほとんど予定入れたってどーゆーことなん??

いやいや、先に聞かん?ふつーーー。

2度も延期になってますねん。

マッチングしてから1ヶ月と10日超えましてん。

ダラダラダラダラおかしいでしょ?

LINE してるからって、なんか安心してません?

こっちはもう白黒はっきりさせたいんですわ。

はい、失礼しました。笑

焦りとかないんですかね。

しかもアプリも退会するみたいだし、そんなに出会いを求めてないってこと?

しかも LINE のジミーちゃんを見てしまってから、どんどんKさんの評価が下がってきてる気がしてたところにこの返答。

やっぱり私って、やな女ですかね??笑

そのあとKさんが「この日なら調整できるかも」と提示してきたのが、4月29日。

くれぐれも無理はしないでねって。。

いやもうその日で大丈夫ですわ。

その日にしましょ。

ちょっとぐらい体調悪くても行きますわ。

なんてことはグッと飲み込んで、「ぜひよろしくお願いいたします」と丁寧にお返事。

だってその日逃したらまたいつになるか分からないでしょ?

でね、かごの屋だと思うでしょ?

本気でしゃぶしゃぶ食べたかったしね。

三度目の約束交わしたとたん、出てしまったんですよね〜、憎たらしいアイツが。泣

口唇ヘルペス。

しゃぶしゃぶなんてどう頑張っても無理だ!
となり、ご飯どころか、このでっかいお化けみたいなできものができたお顔で会えるんですか〜?って話しですよ。

でもね、私的にはもう限界だったわけで。

ずるずるメッセージのやり取りだけをしていることが。。

何だか向こうはね、途中から急にすっごいタメ語だし、なんていうか恋人のようなメッセージやスタンプを送ってくるわけですよ。

会ってもないのに、なんか感覚が“えっと〜これってもう付き合ってます?”って感じなんです。

で、ヘルペスのこともお話して、「それでもいいならお茶だけお願いいたします」と送ったんです。

構わないと言ってくれたので、しゃぶしゃぶは消えまして、市内でお茶をすることに。

お互い電車で移動することにして、私の家に比較的近い場所で。

お店はKさんが提案してくれて。

私は鼻と唇の間にどでかいヘルペスがどーんとありましたので、感染予防も考えマスクをしたままお会いすることを決め、飲み物はアイスロイヤルミルクティー一択で。笑

ストローでマスクの下からチューっと吸ってやる作戦を考えたわけです。笑

ただね、なんだか気持ちがね。

あまりのらないって言うかね。

ま、そうは言ってもちゃんと会ってこの目で確かめなくちゃ、と自分を鼓舞しまして。

そしていよいよ当日。

三度目の正直。笑

Kさんから時間の指定があり11時にそのお店の前で待ち合わせ。

そろそろ家を出ようかと思っていたら、Kさんから30分遅らせてほしいとの LINE。

何かあったのかと心配しましたが、ただ単に準備が遅れて間に合わないという理由。。

ん〜〜。

時間にルーズな人ならやだな〜と、またもや不安要素が増え。。

そしてとうとうお会いすることができました!

大前提の私の判断基準は、生理的に受け入れられるかどうか。

要するに、「この人とキ◯できますか?」と自問自答するのですが、ここでアウトだと、どれだけ良い人でも、どれだけお金持ちであろうとも、ふたりの未来は考えられません。

ジ・エンドです。笑

Kさんは、ブルーのTシャツに長ズボンと、至ってシンプルでカジュアルな出立ちでした。

暑かったので上から着ていたシャツは脱ぎましたとのこと。

七分丈ズボンじゃなくて心からホッとしました。笑

お店はとある百貨店の中の紅茶専門店で、シックな雰囲気のオシャレなお店でした。

飲み物は前日から決めていたアイスロイヤルミルクティーを注文。

マスクは外さず、ストローでマスクの下からチューっと吸ってやる作戦も大成功♡

あとから知ったのだけど、Kさんが頑張って色々調べてくれて決めてくれたそうで、私はてっきり来たことのあるお店だと思っていたのですが、どうも違ったみたいで、それもなんだか嬉しかったです。

で、お顔ですが、、
大谷翔平でもジミー大西でもなかった!笑

お笑い芸人の博多華丸と、俳優の橋本じゅんを足して2で割った感じ?笑

とりあえず、濃いめな感じ?

ヘアスタイルはハゲてもなくフサフサで、白髪は少し見え隠れしてましたが、全然嫌な感じではなく。

あと私、男性の爪をチェックするクセがあるのですが、こちらも合格。笑

置かれた伝票をさりげなく自分のほうへ持っていくあたりも紳士的で合格。笑

まぁ色々お話ししました。

まずは私のお話しを聞いていただき、そのあとKさんのお話しを聞かせていただき。

率直な気持ちは、少し言葉は悪いですが、Kさんって典型的な『正直者が馬鹿を見る』的な方。

それって私にも少し当てはまる部分でもあり、人生の中で損をすることが多い人なんですよね。

離婚の原因を聞いてそう思ったんですが、それでもお子さんへの愛情がそうさせたのだとしたら、それは仕方のないこと。

悔しいのは、そのことをお子さんたちがわかっておられないという点で、赤の他人の私がちょっと熱くなってしまうくらい、理不尽な結果となっていて、それでもKさんはそれを寛大な心で受け止めてらっしゃっていて。。

兎にも角にも、私に人様のご家庭のことをとやかく言う権利はないのですが、ん〜〜なんて言うか、ちょっとモヤモヤしちゃったんですよね。

だからと言って、そのことがKさんを選ばない理由にはならないですし、付き合う付き合わないは別として、幸せになってほしいなと心から思った次第です。

2時間ぶっ通しでお話ししたり聞いたりしたものだから、かなりしんどくて、帰ってきてドッと疲れが出てまた微熱が出始めました。汗

帰る途中に LINE をくれたKさん。

「大変なことばかり聞かせてすみませんでした」と。

どうも私の印象が、Kさんのことを良く思ってないように映ってたらしく、やたらネガティブな発言を繰り返すんですよね。

そんなつもりは全くなかったんだけど、ちょっと熱くなってしまって、気が強いのがバレた?またやっちゃった?と、こちらも撃沈しまして。。

「俺の状況を考えると、まだ恋愛はダメかなと
感じました。もっと楽しく話せる時までお友達でいてもらえたら嬉しいです」

とメッセージがきたのですが、私はこう返しました。

えっとーずばりお聞きしますが、私ってKさんの彼女としてはありですか?
お友達でもいいってことは、彼女としてはちょっと難ありってことでしょうか?
私は正直、お友達は募集してなくて、彼氏彼女の関係を目指して恋愛できたらなって思ってます。
まだ初対面でお互い全てを理解したわけではないけど、Kさんのこと、これからもっとゆっくりと知っていきたいと思いました。
お分かりいただけたかも知れませんが、私ここまでひとりで頑張ってきたこともあり、かなり強気な部分があります。
でもこの歳になり、病気も色々して退職して、そろそろ人に頼る生活もしたいなと思ってて、もしパートナーができたら、甘えることをしてみたいと思っています。
もちろん私もお相手の支えになれるような存在が理想ですが、それがもし気持ち的に負担だとおっしゃるなら、私は辞退するしかないかなと。。
アプリの時からのやり取りで、Kさんの優しさは身に染みて感じていましたし、それが心地良いと感じていました。
もしこんな私で良ければ、お友達ではなく、恋人を目標にお付き合いを考えていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか?

今までだと私が魅力的に感じてきたのは、結構グイグイくるような方が多かったように思います。

あまり自信がない感じ?

そういうタイプの方のほうが、今の私にはあっているのかもと思ったんですよね。

3ヶ月お付き合いしたYくんのことをふと思い出しまして、今となっては、あの3ヶ月はもはや本当に存在したのかもわからないくらい、私の中では遠い過去の話となっているのですが。笑

そのYくんは常に走り続けるランナーで、私はどんどん置いてけぼりになって、でも気持ちは私の方が好きで、必死に追いかけるんだけど、Yくんはそんな私の気持ちはスルーだったんですよね。

でもKさんはそんな私の LINE に対し、こうお返事くれました。

「そんな最高の言葉ありがとうね。
俺は恋人になれたらいいなと信号を渡り歩く時考えていました。
Tomoちゃん、とても美しいし、考え方が俺と違って頭が良くて俺に無いものを持ってるなと思いました。俺の方こそダメなんやろなと思いました。
養育費を払いながらなので年収に比べて実際の使えるお金は少ないです。あと2年は不自由な生活となりますが、できればデートを重ねて
お付き合いできるようになればと思ってます。
良かったら今後ともよろしくお願いします」


✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚・*:.。 ✽


はい!

というわけで、私 Tomoka 、Kさんとお付き合いを始めることになりました♡

決めるの早くない?って声が聞こえてきそうですが…。笑

自然な流れでそうなりましたね。

まずは、ご自身のこれまでを正直にお話ししてくれたことに好感を抱きました♪

私の話も親身になって聞いて下さり、もっとお互いのことを知り合えたらなと思いました。

そして、何となくですが『この人を幸せにしてあげたい』って、そう思ったんですよね。

そういう感情って初めてのことで、ちょっと不思議な感覚でした。

いつもは決まって『幸せになりたい』でした。

でも今回は、幸せだと感じてもらえることが、きっと自分の幸せに繋がるに違いない…、そう思えたんですよね。

見返りを期待してる?

そう聞こえるかも知れませんね。

でも幸せを与え合える関係ってステキだと思いません?

お互いこれまで色々と苦労してきて、50を超えて知り合って、残りの人生一緒に幸せになりたいと思える関係。

それがKさんとなら出来そうな気がしたのです♡

とは言え、どこまで進んでいけるかわかりません。

ただこのご縁を大切に、少しずつ前に進んでいけたらなと思っています。

これからのKさんとのこと、また書けたら書きたいと思っております♪

引き続き、どうぞ温かい目でお見守りくださいませ♡




最後までお読みいただき有難うございました♪

ではまた。        Tomoka (❛ ∇ ❛✿)

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