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刑事手続リアルな話②

 今回は私が逮捕され、刑務所に収監され、そして釈放されるまでの流れの話の一部をしたいと思います。🧑‍⚖️

 今回の内容は
①保釈について
②実刑判決を受けた時

 それでは①の保釈についての話から始めたいと思います。まず初めに保釈とは警察や検察官での取り調べが終わり、裁判の判決が出るまでの間一時的に身体拘束を解かれるというものになります。🗽
 余罪や再逮捕がある場合は、保釈をしても意味がないです。理論上は保釈が出来ますがしても再逮捕によって身体拘束が上書きされるので弁護士が再逮捕の予定がないことを確認した上で保釈を実行します。
 そして、保釈金ですがこれは所謂身代金に近いものだと思っていただいて結構です。裁判に来なかったら没収されます。なので本人が没収されたら困るような額が保釈金として設定されます。最低200万からだと思ってください。私の場合は300万円でした💰 なので資力があると見做されるとホリエモンやカルロスゴーンみたいに莫大な額になります笑 そして、保釈の条件ですが逃亡のおそれがない、証拠隠滅のおそれがないというのがベースになります。これに加えて人によっては被害者に接近しないや海外への逃亡を封じるためパスポートの提出を求められることもあります。
 そして、保釈中の生活ですがこれに関してはほぼ一般人と同じです。私自身パチンコ屋の派遣バイト🍳、ピザ屋のバイト🍕、イベントスタッフ等のバイトをして刑務所で暮らすための資金とテキスト購入費用を稼いでいました笑
ついでに10月の宅地建物取引士試験にも合格していました㊗️笑
 ただ人によっては追加の取り調べで呼び出されたりするのでそれに正当な事由がないのに行かないと拘引状等で強制的に連れて行かれることもあるそうです。私は特に呼び出されることはありませんでした。
 あとは、裁判においてもっとも重要な被告人質問のデモンストレーションを弁護士さんと練習したりしていました📕
 それくらい自分から保釈中と言わなければ分からないくらい一般の人と同じ生活をしています。なので後述する実刑判決を受けた時はダメージはデカいです😭

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