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ゴールド免許の価値観

私がゴールド免許を取得して15年ほど経ちますが、それ以来1度も警察に捕まっていません。

ゴールドになるまではひどいものでした。毎年、なんらかの違反で捕まっていました。
私自身、『運が悪いから捕まった』と真剣に思っていたのです。

また、捕まる理由の1つとして、noterの元警察官の方の話によると、スピード違反や酒気帯び運転などの重大違反者を捕まえると手当てが、1万~2万円特別手当てが出るのだそうです。
お金が発生するということはモチベーションが上がります。

街を巡回しているパトカーは『正義の名のもとに』という美談を信じている方も多いでしょうけど、それだけではなかったのです。

私が警察官なら、ちまなこになって違反者の捜索に努めます。(笑)

それはともかく、なかなかゴールド免許にならないのは、自分自身だけでなく、お上の力が作用していたのです。

ということは、警察の目をかいくぐって違反する運転では、そのうち捕まってしまいます。

私がゴールド免許を取得して、捕まらなくなった理由は『意識の変化』です。仕事上そうなったということはあります。

特典としては、免許更新時に面倒な講習が短時間ですむということだけしかありません。いや、もう1つありました。違反した時の罰金を払わなくていいことです。

しかし、こう見てもわずかなお金と時間をムダにしていないということだけですね。

大した特典があるわけではないから、ゴールド免許所持者が増えないという見方ができますね。

と言うことは、日々全国で悲惨な事故で亡くなっている人を減らすには、優良運転者を増加させればいいという論理が成り立ちます。

もともと、2024年問題の主旨である労働時間の短縮も、働き方改革法案の延長です。
その大元をたどると、過労死する人が多数いたからです。

政府の力で過労死する人を救えるのなら、交通事故で死亡する人も減らせるはずです。

優良運転者が増えない理由は話しました。特典が少ないからですね。
では、ゴールド免許になると、10万円の商品券をもらえて、更新の度に5万円の商品券を免許返納するまで貰えるとなればどうでしょうか。

ゴールド免許の価値は格段に高まりますね。

私の勤める運送会社では、ずいぶん前からこの方式を取り入れています。しかも、貰えるのは商品券ではなく現金です。
無事故日数1500日で3万。3000日で5万。1500日周期で5万貰えて、6000日を越えると10万貰えます。

このように、良いことをした時のご褒美があると、その対象にモチベーションも意識も高まります。

日本国は世界有数の法治国家であるため、悪いことをしたら罰を与えれば、悪は減少する、という意識が強すぎます。

私の考えでは良いことにご褒美を与える方が、優良運転者が増えて、赤信号では確実に止まるし、キチガイのようなスピードを出す人も減ると思います。

交差点での悲惨な事故も減らすことができます。

交通事故は100%人災です。ドライバーの意識1つで、交通事故で死ぬ人を救えるのです。

みんなが安全運転をすれば、交通事故で死ぬ人などなくなるのは自明の理です。

できるだけ早く政府の対応を望みます。
noterの中に政府関係者がいればよろしくお願いします。

人が死ななくてすむのですから。










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