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断捨離したら体が軽くなった

昔、もらえるものはタダならなんでももらえと思って、本当はあんまり好きじゃない人からももらえる物ならとなんでももらってた。

とはいえ寮生活で、出てった人が置いていった新品のいらない物ばかりである。

食器やら収納のカゴやら。たしかに新入生として入ったときはものすごく重宝した。お金も浮いたし。

しかしある程度してきて寮母と合わないとわかっていつつも、あのときの私はもらえる物ならと特に必要もないけどもらったりしていた。

引っ越すからとキャスター付き洗濯物カゴももらった。正直それは便利であるが、自分が選んだものに囲まれてない中その場所を出たのに古巣とエネルギーの混じる家で何年も生きてきて、何回か「これいらないのになあ」が起きていた。

なんであの時捨てなかったのだろう。

親の「捨てるのはもったいない」を我慢して守ってきた。

しかしいざゴミ袋に入れてみるとどうだろう。

いきなりスッと体から何かが抜けたように軽くなった。

自分だけの世界から人のエネルギーが消えた感覚とはこういうものなのか。

そう気づいてから、離れていった人から貰った物体はどんどん家からお暇して頂いている。

どんどん体が軽くなっていくのを感じる。

そうしたらその空いた場所に新しい自分の気に入ったものを置いたり新しい出会いを受け入れることができる。

「コレ素敵だけど家に(もったいないから置いてるあんまり気に入ってない)アレがあるから買えないなあ……」とはもうならない。

捨てて申し分ないものからどんどん捨てていこうと思う。

断捨離ってこういう事もあるんだなと思う。

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