こんにちは、みさです。
稲垣えみ子著　一人飲みで生きていく
を読みました。

図書館で半年以上待ちわびて
やっと借りられたのでした。

よし、早速私もやろう、１人飲み。
ということで、会社の最寄り駅の反対方向で一駅離れた場所の居酒屋に行くことにしました。

知り合いに会ったら、１人飲みできないので場所選びは慎重に。

２回友人といったことがあるお店で
さわやかな御夫婦が切り盛りされていて
店内も明るく、老若男女に人気があるお店です。

カウンターも広く
椅子の間隔がゆったりしています。

仕事が終わったら、ダッシュでお店へ。

＊

ちょっと入るのに緊張して
まだ店内の電気がついてない中
一番乗りで入りました。

店主が焦って準備をしている中
せっかちすぎる私は
ついた瞬間にビールとポテトを注文。

だって本にも、ついたらすぐ注文と書いてあったしね（笑）

1人飲みといえば1人飲みだけど
早く来すぎて、他にお客さんがいないのでした。これはこれで、とっても贅沢な環境。

本当は本の著者の真似をして
日本酒が飲みたかったのですが
プライスの高さに恐れをなしました（笑）

店内には70年代のソウルミュージックと
TVでは車の乗り比べ番組が流れています。

自分と全くリンクしない世界。
ソウルも車もあまり興味がなかったのですが
この距離感が逆にほっとして気に入っているのでした。

さて、ひよってビールをたのんだ次はどうしようか……

ふとカウンターをみると
山ほたる　という米焼酎のポスターがありました。

なんだかとっても美味しそう…
希少価値高そう……
私は限定品とか少ないものに弱いのです。
そういうモノや人に出会うと、
キャッチせねばならぬ！
と無駄にセンサーが働きます。

気になるプライスは？

一杯　800円也

ランチ代くらい
高いっちゃ高いです。。いや高い。
さっき怯んだ日本酒よりも高い（笑）

でも周囲を見回すと
カウンターの棚には10種類くらいの焼酎の瓶が並んでいます。

メニューにも、日本酒が3種類に対して焼酎はその3倍以上のメニューがありました。

そうか
このお店は焼酎が得意だったのです。

＊

さて、米焼酎とは？
日本酒とはどう違うのでしょうか？

日本酒をさらに蒸留させたお酒だそうです。

最上位プライスに属する、山ほたる
せっかくだからぜひとも飲んでみたい。

希少なものは全てを肯定する。
私は、自分の少ない月収を無視して注文することにしました。

で、これが一口飲んだ瞬間
衝撃を受けるほどの意外さと美味しさが！

まず、これが焼酎なの？
という意外さ。

フルーティーと書いてあったとおり
香りが素敵なんです。
軽くて、甘くて
なんといってもまろやかさが凄い。

日本酒も全然知らないけれど
今まで飲んだ日本酒よりも
まろやかで臭みが全く無い。

これが透明感というのか
ずっと飲んでいたいくらい。

今までお酒といえば
周囲に気を遣いながら
安めのお酒を注文することばかりだった。

私は今まで、
飲み会初っ端で、焼酎！
とか注文しずらい空気を
やっぱり感じてたみたいです。

とりあえずビール、ではなくて
最初からこれを飲めばよかった！（笑）

もちろんビールも好きです
ビールと餃子は何にも勝てないとおもいます。

でも、これを飲んでしまったら……

今までの自分の飲酒スタイルを
そんなに飲む機会ないけど反省しました。

限られたお金で美味しい晩酌をするためには
何が美味しいか、わかる必要があるな。

一人で誰にも気を遣わずに
こんなに美味しいお酒を飲めるなんて
本当に贅沢極まりない。

それに、もうこれを飲んだら
他はいいやと思えました。
結果的に節制、節約になっている。
（今はね。身を滅ぼさぬよう気を付けます）

本に影響されて
一人飲みにトライしたら
新しい世界に出会えました。

また来月
一人で飲みに行こうとおもいます。

それまで貯金しよう！

ぜひ、山ほたるを飲んでみてください。
世界が、生活が、経済が変わります（笑）

お読みいただきありがとうございました♪
ではまた☺