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股関節の可動域のチェック方法って?

おはようございます!ジョイントフィットネストレーナーの中尾量です。
今回は股関節の可動域のチェック方法について紹介していきます。

実際のリハビリではトレーニングをする前に様々な検査をして股関節の状態をチェックします。

今回の記事が参考になれば幸いです。よろしくお願いします。

股関節の負担のかからない位置→ルーズパックポジション

今回の紹介するチェック方法は、ルーズパックポジションという股関節の位置関係を基準に可動域制限をチェックする方法です。

ルーズパックポジションとは股関節屈曲(曲げる)40~60°、外転15°、外旋(外にねじる)15°の位置にした状態です。

軽めに胡坐をかいたような姿勢になります。

この姿勢だと何がわかるかというと、ルーズパックポジションだと関節包(股関節のつなぎ目)の緊張具合が最もゆるんでいる状態だということです。

股関節には前後左右に関節包と言って関節のつなぎ目があり、股関節の動きを適度に制限しています。

つまり、ルーズパックポジションから股関節を動かすことで、関節包の方の硬さをチェックすることができます。

具体的には、ルーズパックポジションから股関節をさらに屈曲・内旋していくと後方の関節包の柔軟性、伸展・外旋していくと前方の関節包の柔軟性をチェックすることができます。

また、股関節を外転していくと内側の関節包の柔軟性、内転していくと外側の関節包の柔軟性をチェックしていくことができます。

このように位置関係を変えていくことで、股関節の動きの制限となっているものをチェックすることができます。

以上、股関節の可動域のチェック方法について紹介していきました。
今回の記事が参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!

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