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災害と母子手帳

妊娠をすると、母子手帳が交付される
母子手帳とは、妊娠中及び出産時の母子の状態、子どもの成⾧・健康状況
ワクチン接種記録などを、継続的に記録するための冊子である
この母子手帳は、日本初であり現在他の国々にも使用されている

災害時にこの母子手帳はどのように役立つのだろう

母親側の立場において


妊娠経過がわかる

定期検査の結果も記載してあり順調な経過だったのか
あるいは、妊娠中毒症を発症しているのか
張り止めを内服しているのか
初産婦なのか、経産婦なのか自然分娩だったのかなどなど
妊婦の経過がわかる

子供側の立場において


子供の成長経過がわかる
出生時の状態 身長・体重・頭囲など
定期健診の結果 栄養状態 ワクチン接種記録など
子供の成長過程はもちろん、感染症の予防にも役立つ

このような情報が盛り込まれている母子手帳は災害時であれば役に立つ

災害がきっかけで分娩が進むことも多いため
症状がなくても早期に産婦人科医・助産師の診察につなげられるよう
母子手帳をいざというときに持ち出せる準備しておくとよい

妊婦や乳幼児や子供は災害弱者である
自身はもちろん周囲の人とも日頃から連携しておくとよい

明日は、災害時における運動について書いていく







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