カール

私が運営しているネットの大海の泡沫みたいなレビューブログ、 『独断と偏見とちょっとした…

カール

私が運営しているネットの大海の泡沫みたいなレビューブログ、 『独断と偏見とちょっとしたスパイス』のnote出張所。 ブログのバックナンバーを乗せてます。 けどせっかくだからプレイ日記とか、違う毛色な文章も上げたいなって思います。

最近の記事

『細川忠利ポスト戦国世代の国づくり』 稲葉継陽 ─戦国に生まれ、江戸に生きたエリートの軌跡─

細川忠利ポスト戦国世代の国づくり 稲葉継陽─戦国に生まれ、江戸に生きたエリートの軌跡─ 公式サイトより引用  https://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b370873.html イントロダクション私が江戸時代を、厳格に言うならば日本近世史が好きになった理由は、肥後細川藩について学び始め事がきっかけだった。高校の進路で失敗したまま卒業して、する事無くてぶらぶらしていた時期があった。 その時母に紹介されたのが、郷土史を学ぶ市民講座だった。 肥

    • 『絵物語 動物農場』ー生き生きとした動物の挿絵と生々しい現実━

      絵物語 動物農場 ー生き生きとした動物の挿絵と生々しい現実─ 著者 ジョージオーウェル  翻訳 金原端人  イラスト カンタン・グレバン イントロダクション 数年して私の感じたソ連は、停滞の一言につきる。 日本のなかのマルクス主義者との距離を感じるのと、それは平行した。 松田道雄.世界の歴史22 ロシアの革命.河出書房新社,1990,390P. これは松田道雄著の「ロシアの革命」という書籍のあときに書かれた物の引用である。松田氏は医師である傍ら社会問題へと提言や執

      • 羽柴家崩壊 茶々と片桐且元の懊悩   黒田基樹

        羽柴家崩壊 茶々と片桐且元の懊悩   黒田基樹 ─権力の失墜、茶々の憂鬱、混乱の家中、片桐の決断─ イントロダクション私はこの本を読んだ時に“キーストーン種”という言葉を連想した。 キーストーン種というのは主に生態学の分野で使われている言葉だ。 例えば生態系において個体数自体はあまり多くない捕食動物がいるとする。仮にその捕食動物を排除すると、今度は捕食されていた生物種内での生存競争が激化し、一部の繁殖力の弱い種が淘汰されてしまい生物多様性が失われてしまう。捕食されていた

        • 『星のカービィ 鏡の大迷宮』レビュー ─4人のカービィが鏡の国を大冒険─   

          星のカービィ 鏡の大迷宮 ─4人のカービィが鏡の国を大冒険─ オープニングトーク 私の思い出はレトロになりました。 初めて『星のカービィ 鏡の大迷宮』を遊んだのは小学5年生の頃。名前も顔も出てこない友達から教わったガブリエル(ボスキャラ)の攻略法に、マスターハンド・クレイジーハンドのスマブラボスの参戦。 最強の能力『スマブラ』。 全てを100%にした後も一生懸命に新しい遊び方を考えたり。 (カービィのゲームはゲームの達成率をパーセントで教えてくれる。) ゲームをしゃ

        『細川忠利ポスト戦国世代の国づくり』 稲葉継陽 ─戦国に生まれ、江戸に生きたエリートの軌跡─

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        • 羽柴家崩壊 茶々と片桐且元の懊悩   黒田基樹

        • 『星のカービィ 鏡の大迷宮』レビュー ─4人のカービィが鏡の国を大冒険─   

          タイの映画『卒業 Tell the World I Love You』感想レビュー  

          卒業 Tell the World I Love You ─どん詰まりな3人は微かな光を求めた─ オープニングトーク 献血からの帰り道。時間は大体17時ぐらい。家に帰るにはまだ早い。 だから私は熊本のミニシアター・Denkikanへと向かった。 今から見に行ける映画はこの3つ。 過去の陰惨な事件を取り扱ったノンフィクション。 現在の価値観でアップデートされた歴史上の人物の伝記。 タイでヒットした高校生たちの青春物。 まず気分的にノンフィクションはパス。 精神

          タイの映画『卒業 Tell the World I Love You』感想レビュー  

          始めに

          私はカールといいます。 私はBloggerで 『独断と偏見とちょっとしたスパイス』 https://dokudantohenkentotyoxtutositasupaisu.blogspot.com/ というサイトを運営しています。 そこでは自分が見たものや体験した事等を書かせて貰っています。 さて、今回はその書いている記事をNOTOにも転載してみる事にしました。 理由は、もっと多くの人に自分の書いた物を読んでもらう為です。 ネットの大海にある私の泡沫ブログでは、