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子どもと創る

オーダーメイドな授業が通級教室の醍醐味。
と言われます。
確かにそうだし、そこが面白い所でもあるのですが、
追いつかない。

22コマ分の教科書のない授業づくり。
思った以上に大変です。

そこで、プランは立てますが、教材作りは子どもたちとすることにしました。(と書いていますが、間に合わなかった…)

ひらがなを学習中の子。
院生時代のひらがなは「ひつじのひ、ひつじびっくりのび、ひつじがぴょんのぴ」みたいに、ひ、び、ぴを絵カードと文字カードを使って指導しました。
これを、本人に考えさせようと思ったのです。
大ヒット。
「ぶはぶ~がいい。ぷはぷぅ~がいい」(おならのようです…笑)
ノリノリです。
次の時間に絵カードを作ってもらうことにしました。

約分が苦手な子とは、分数カードで約分できるものはもらえる
(ババ抜き風)で遊びながら練習しようと考えました。
だけど、時間がない。
分数カードの本体だけ作って、2分の1、5分の2…いろんな分数を書いて、色を塗る作業をしました。
「え、4分の2って、2分の1といっしょ?」
とか言ってました。いい気づき!

すべて先生が準備しなくても、子どもと一緒に作りながら授業をすればいいんだと気づきました。
子どもも、作りながら気づくこともあるでしょう。

午後から参加した研修も、先生が全て教えるのではなく、子どもからどうやったらできそうか?を引き出してください。
という趣旨のお話しでした。
大人の教え方が、子どもにピッタリくるとは限らない。
うまくいかなければ、作戦を変更すればいい。

なんか、すごくよかった。

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