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「古事記」第9章「国譲り(くにゆずり)」9-6

「国譲り」プロジェクトも立ち消えになりそうな年月が経ちました。

国宝級笑顔の書道画家Princess香龍です❤️

天つ神の話題は「アメノワカヒコ」どうなった?!

ですよね〜〜。

どうもこうも、音信不通では確認が取れないんですよ!!この時期はスマホもないし、ネット情報もTVもないですから!!

誠実で真面目な「ワカヒコ」からの連絡がないなんて、何かあったに違いない!!

でも、また人を送っても音信不通になる可能性大!どうすれば?

!!天つ神アイテム「人の言葉がわかる鳥」キジの「鳴き女」!!

さーっと行って帰って来れるから、最適!!早速、出雲に「鳴き女」を向かわせます。

「ワカヒコー、ワカヒコー、ワカヒコハドコカネー??」コミカルな鳴き声を放ちながら、出雲の空を飛んでいる目の焦点があってないちょっと大きな鳥。「鳴き女」

やばいっしょ!!

発見したのは、ワカヒコの近所に住んでいるアメノサグメと言うシタテルヒメとは井戸端会議仲間。

「ワカヒコー。アンタ、ナゼニ8年も連絡ナイワケ?国神暴レルノ危ナイカラ服従サセナキャー。ワカヒコー、キイテルノー?」

「わわわ!あの鳥、ワカヒコさんを迎えに来た鳥だわ!ワカヒコさんが上に帰っちゃったらシタテルヒメが悲しむから、早く知らせてあげなきゃ!」とサグメ。

ワカヒコの家に行くと、シタテルヒメは居なくてワカヒコ本人がいたので報告することに。

「キモい鳥が止まってて、なんで連絡しないとかなんとか言ってた!」それってまさしく高天原の「鳴き女」。

ワカヒコの背筋がスッと冷える。そこへ、サグメが助言を「あんなキモイ鳥、殺しちゃえば?」・・・それは悪魔の囁きだよ!

「え?殺す?」所詮、キジだし、ここに辿り着く前に誰かに狩られてしまったことにしよう。こんな鳥最初から見ていないんだ!

「俺は、高天原には帰らない!!」と叫んで天照から授かった弓矢で「鳴き女」を射抜いたのです。

天つ神のアイテムの威力はものすごくて、射抜いただけでは済まなくて、キジごと遠くへ飛んでいってしまったのです。

そこへ、シタテルヒメがいい知らせを持って帰ってきます。それは、父である大国主から次の新嘗祭(にいなめさい)の神事をワカテルヒコに任せると言うもの。

それは、大国主が出雲の後継者として自分の息子ではなく、ワカテルヒコに任せると言う意味のものだったのです。

さてさて、「鳴き女」の事の波紋がどう広がるのか?


。。。次回をお楽しみに!!

日本の神様の物語は最高の「ドラマティックJapan」。。。

だんだん良くなる!未来は明るい!!

皆様に湯水の如く良き事が起きます!!


香龍アートサイトcreema
https://www.creema.jp/c/princess-kory

「アートアクセサリー」サイトminne
https://minne.com/@koryu4976

参考文献/「眠れないほど面白い日本書紀」板野博行、三笠書房、王様文庫
参考文献/「ラノベ古事記」小野寺優、KADOKAWA

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