本当の贅沢とは、穏やかな時を過ごせること『医者が教える食事術』著 牧田善二
問いと答え
問い どんな食事が身体にいいのか?
答え ご飯はウマい。でも太る。
では、どんな食事が良いのか。
ということが本書で論理的に書かれてあります。
ビフォー なんのためのダイエットか?
過去に一度、糖質制限ダイエットを試みて体重は落ちましたが、やり過ぎて周囲の方に病気を疑われ、実際に免疫力が低下してよく風邪を引きやすくなった時期がありました。
自分はいったい何を目指していたのかが、よくわからなくなっていたときにこの本を読みました。
気づき 日本の医療界における怖いサイクル
本書では、特に糖質の性質について詳しく書かれてあります。
どういった食べ物が、身体の中で脂肪として蓄積されていくかをわかりやすく説明してくれています。
その中で私が気になったのが
至福点
という恐ろしい指標です。
これは人間の中にある糖質を求める性質を利用して、糖質中毒に陥らせ、企業が自社の商品を継続的に買うように仕向けているという都市伝説のような恐ろしい内容です。
事実は定かではありませんが、たしかに
ポッキー 甘い
ポテトチップス しょっぱい
ポッキー 甘い うまい
止まらない
という無限ループに陥ったことが何度もあるので、あながち嘘ではないようにも思われます。
ToDo 自分にとっての贅沢とは
本書では、食材や栄養素にまつわる多くの技術論が紹介されている中で、
丁寧に淹れたハーブティーで忙しかった一日を終える。
要は一日の終わりにそういう時間を持つことが必要であり、その余裕
があれば明日の食事についても大切に考えていける。
というフレーズが私に一番刺さりました。
一杯のハーブティーをゆっくり飲みながら一日を回想する。
その光景を思い描いただけで、純粋に素敵だなあと思いました。
今、可能な限り妻と一緒に実践しています。
まあ、だいたいは幼い子供たちの乱入で中断されるのですが、それもまた良しと考えています。
食事もそうですが、自分や家族について考える時間を意識的に持つ。
この時間が、私にとってはとても贅沢な時間だと、日々感じています。
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