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高速周回に憧れました。『投資としての読書』著者 本山 裕輔

1 書籍名と著者

『投資としての読書』  
 著者 本山 裕輔
を読んでの感想になります。

2 内容

 すごくざっくりな内容としては

  問 一度読んだだけでは本の理解度は100%でない。
   どうすれば費用(本の代金、読書に要した時間)の資産化(血肉化)    
  ができるのか?

  答 ペライチ(紙1枚にまとめたもの)を何度も読む。

です。 

3 気づき

 「ペライチ」という紙1枚に読んだ本の情報を集約するのですが
そこで大事になるのは、いかに情報を絞り込むか。
 あれも大事、これも大事、という考えでは、結局1枚に盛り込む容量が増 え、読み返すのが億劫になってしまう。
 なによりも回転率、すなわち高速周回にこだわるなら、情報の取捨選択を迫られます。
 削る作業は、マーキング作業(重要箇所の抜粋)よりもヒリヒリします。
 自分が良いと思って選んだ箇所を、捨てる作業は辛いものがありますが、
絞り込むことで理解が深まり、知識が濃縮還元された気がします。
 自分自身の気づきを一緒に追記したりもしました。

 そうやって削りあげた1枚(ペライチ)だからこそ、愛着がわきます。
 自分の一番ワクワクするフレーズで満たされた1ページ。
 その1ページを何度も読む。
 削った分だけ、読み返しやすくなった……と思います。



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