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通信制大学院で、修士論文のテーマを決めた時のこと。先生のアドバイスで見えてきたもの。

こんにちは✨
私は専業主婦をスタートさせた7年前に、「何か今だからこそできる学びをしよう」と思い、通信制の大学院の教育学部研究科、修士課程で学びました。修士課程の2年間で所定の単位を取得し、論文を書き、無事修了しました。

一番最初に修士論文のテーマを考えたのですが、当初自分が考えたテーマがしっくり来ず、モヤモヤしていました。

担当の先生と初めて面談し、頂いたアドバイスをもとに修士論文のテーマを再考したところ、やっと研究したいテーマが見つかり、その後の修士課程の2年間は充実して楽しいものになりました。その過程について振り返りたいと思います。

〇大学院に入学願書を送った時のこと【研究テーマを決める】

私は元々、出身大学は教育学系の学部ではありませんでした。政策科学部です。
29歳で教員免許を取得した際に、とある大学の通信教育課程:小学校教諭1種免許状課程で学びました。この課程の授業が興味深く、楽しく勉強できました。
この大学が大学院の修士課程も通信教育で行っていると知り、いつか機会があったら学んでみたいと思っていました。

34歳で専業主婦になった時に、「今だからこそできる学びがしたい」と思い、通信制の大学院のことを思い出しました。

通信制大学院に進学した大きなメリットとしては、遠方でも学べることです。私は転勤族で、いつ引っ越しがあるかも分かりません。通信制ならば、大学院と住んでいる所の距離が遠方でも、無理なく学習することができました。

この時、私は将来、キャリア教育を大学等で教えてみたいと思うようになりました。なのでこの通信制大学院の、教育学研究科に進み、キャリア教育の授業計画についての修士論文を書こうと思いました。

この大学院に入学するには、入学願書と研究計画書を提出し、入試がありました。

「キャリア教育の授業計画について、修士論文を書きたい」という旨で研究計画書を出して、入試を受け、無事入学できました。

しかし、自分の中で言語化できないモヤモヤがありました。

「私が研究したい事は、キャリア教育の授業なのだろうか!?」

「そうだ。教育学研究科に入学するのだから、やっぱりキャリア教育だよね。『教育』と名のつくものを研究しないとね。でも・・・。モヤモヤ・・」

〇入学後、担当先生との面談に行く

私の入学した大学院では、入学後に担当の先生が決まります。
入学後、担当の先生の所に面談をしに行きました。そして、研究テーマについて相談をしました。

先生が、こうアドバイスしてくださいました。

「にぐまっちさんの(この時は本名で)、本当に研究したいことをテーマにして良いですよ。」

その時、私はこう思いました。
「そうだった。私はこの研究テーマに、何かモヤモヤしていた。このモヤモヤは何だろう・・。」

モヤモヤの正体を深掘りしていくと、ある事に気がつきました。
「そうだ。私は、教育学部だから『教育』をテーマにしないといけないと思っていた。だから『キャリア教育の授業計画』を研究したいと言っていた。」
「私が本当に研究したいことは、『個々の人の、キャリアそのもの』だ。」

私が本当に研究したいことは、人は人生の転機で何を考えてどう行動するのか。という事でした。

なぜこのテーマが気になったのかというと、自分自身が、人生の転機の壁にぶち当たっているからです。発端は自分自身の経験からの問題提起ですが、この研究をする事によって、同じように悩んでいる方々へのヒントになるのではないかと思ったのです。

私の研究テーマは、人は人生の転機で何を考えてどう行動するか。この内容について、数名の方にインタビューをしてまとめていく、という方向性にしました。

先生は、このテーマで快く協力し、指導してくださいました。その後の修士課程の2年間は、本当に学びが多く楽しい時間でした。何よりも、自分自身が研究したいことに照準を合わせることができて、実り多い時間でした。

先生が、面談のいちばんはじめに
「本当に研究したいことをテーマにしていいですよ」
と、言ってくださったことに感謝しています。

もちろん、本当にその学部や指導してくださる先生の範疇なのか、ということも吟味した上で研究テーマが決まると思います。

私の場合は、「本当に研究したい事」を改めて先生にお伝えし、その方向で舵を切ることができました。

修士論文で研究したテーマは、キャリアコンサルタントを取得した時の学びにも役立っています。キャリアコンサルタントの理論でも「人生の転機」という視点でのテーマを扱っているものがあります。

一つ一つの学びは無駄ではない。どこかで繋がっている。そう思います☺

ありがとうございます🎵


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