私が小学生のとき、毎年クリスマスには決まって二軒向こうに住んでいる同級生の男の子の家でチャンバラをしていた。
その子の家の前はいつも駐輪場みたいになるぐらい、たくさん友達がやってくる。
クリスマスは特別で、家から新聞紙を抱えて集合。
新聞紙で剣造りが始まる。
その頃はやっていたアニメ、ブリーチっぽいゴツゴツの剣を作る男子。どうやったらそうなるのか。とても新聞とは思えない。
怖すぎる。。

絶対当たったら痛いから、私は早々にヘニョヘニョの剣を作って、頑丈な盾を作る。

大体の人が武器を作り終えるとチーム分けを行い、リビング側と和室側に分かれて作戦を練る。
相手陣地にあるお宝を先にゲットした方が勝ちで、あとはなんでもあり。

ゲームが始まると「おらー！」とバトルが始まる。BGMはラストクリスマスなどそこだけはクリスマスソング。そんなところで巻き込まれ過ぎたくない(ちょっとは巻き込まれてわいわいを楽しみたい)私は壁の影に隠れて動いてないようで動く。

そうこうしてる間にゲームが終わる。
やったー！とか次はどうする？とか、そのわいわいが楽しい。
そのわいわいが勝から、毎年ヒヤッとしながら参加してたんだろうな〜

今日会った子どもたちはどんなクリスマスを過ごしてるんだろうなぁ。