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孤独の後にくる優しさ

初めて好きになった作家さんが辻さんだった。
高校生の頃、読んだ「そこに僕はいた」で好きになった。
内容は覚えていない。
孤独感を感じさせる人が好きだ。
重松さん然り。

孤独の後、優しい気持ちになれる。
この「真夜中の子供」もそうだった。
最後、ハッピーエンドではないんだけど、優しい気持ちになれる。

いや、
優しい気持ちになれるのであれば、ハッピーエンドか。

辻さんといえば、
江國香織さんとの共作「冷静と情熱の間」か。
僕にとっては忘れられない一冊。

読むとあの頃に戻れる。
そんな一冊。

その一冊が自分を作る。

その出会いを大事にしたい。

人も本も、本当に大事な一人や一冊と出会えただけで幸せ。

いつも読んでくださる方も、初めての方も、貴重な時間をありがとうございます!皆さんのスキや応援が励みになります。