ジブリを1つも観たことないから観てみたいけど、ここまできたら観たくない
1つもないはちょっと盛ってしまった。厳密に言えば何個かテレビで観た(観させられた)記憶はある。でもほとんど覚えていない。唯一うっすらと記憶があるのはトトロ。それをなんとか思い出すと、、、
真っ黒い虫がいて、トトロのお腹に女の子が落ちてきて、ん!って傘わたす男の子がいて、怖いネコのバスがいて、最後にとうもろこしと病院に行く こんなかんじで合ってるのかな、、?
最近、ジブリを観たくなってきた。すごく面白そうだし、日本人として流石にヤバいかなとかいう気持ちも芽生えてきた。
でもここまできたら、やっぱり観ないままでいたい。そんなジレンマを抱えるに至った経緯をダラダラと書きたい。
そもそもアニメにハマんなかった
幼少期から興味のないものには一切触れてこなかった。いろいろある中で1番ハマらなかったもの、それはアニメだ。
小さい頃、ドラえもんとおさるのジョージは大好きだった。そしてその流れで観ていた、クレヨンしんちゃんとひつじのショーンも好きだった。でもそれ以外にアニメを観た記憶がほとんどない。
そもそも知っている作品が少ないのでいくつも具体例を挙げられないが、ワンピースやナルトなど全く分からない。大人になった今でも鬼滅??ジュジュツカイセン??って感じ。
ハリーポッターとUSJの感動
アニメと同様に、ハリーポッターにも興味を示さず、今まで作品に接する機会がなかった。
そんな中、来月友達とUSJに行くことになり、いろいろ準備をしていた。すると姉がこんなことを言ってきた。
「ハリーポッター観たことないのにUSJ行くとか頭おかしいんかww?ハリーポッター観るのが1番の準備やろ」
というわけであまり乗り気ではなかったが、映画鑑賞会が始まった。姉は一緒に観るとか言いながら気づけば爆睡していたが、気にならなかった。なぜなら意外と感動したから。
作品のストーリーもとても面白かったが、1番感動したポイントはUSJの建物とまんま造りが一緒じゃん!と気づいたからだ。
普通、こういう感動はハリーポッターを観た後にUSJに行ってから感じるものだと思う。しかし、去年というちょっと前にUSJに行った(ほぼ人生初)というのもあり、楽しかった想い出に少し時間が経ってから新たな色が加えられる感覚がたまらなく心地よかった。
あれ、人生損してるかも
ハリーポッターを観終わった後、そう思った。頭にすぐに浮かんだのはジブリ。気づかないだけで、日常生活の中の小さな喜びとか感動を見逃しているはずだと思った。
思い返せば、芸人のツッコミで「いや千と千尋の〇〇か!」と聞いても1人だけ笑えなかったり、ジブリの楽しい会話に入ることができなかったりと、不便さを実感したこともあった。
また、大人になってから(まだなりきれてない)初めて観ることで、内容を少し違った視点で解釈することができ、きっと面白くなりそうだなとも思った。
とにかく、ジブリを観てみたくなってきた。いま暇で時間あるし。
変な性格が邪魔をする
しかし、いや待て!と誰かがブレーキをかける。それはもう1人の自分。彼いわく「君はかなりレアな存在なんだぞ、そんな状態を捨て凡人になるのか」と。観たことがある人を凡人と表現するらしい。
パッとネットで調べたところ、ジブリを一度でも観たことがある日本人は95.9%らしい(こういう統計をすぐに鵜呑みにするのをやめなさいという話を大学で散々聞いたけど今はいいや)
やっぱ自分はマイノリティに憧れるらしい。天の邪鬼だ。生きててなかなか4.1%に入る機会はない。こんな機会を自分から捨てたくはない。
たとえジブリの会話に入れなくても、観たことないという話題で全ての流れを自分にもっていけそうである。その場でえぇーみたいな反応が起きて、笑われて、、、その方がオイシイなと妄想してしまう。
よく母親が言う、「人生は笑われてなんぼだ」と。都合よくこの言葉を利用させてもらおう。
(さっきの流れでネット見てたら、かまいたちの山内が同じようなこと漫才でやってた。僕はあの天才?奇人?と思考回路が一緒だ〜!とポジティブに捉えておきたい
ここにYoutubeのリンク貼れたらよかったけどなんか分かんなかったからまあいっか笑)
とりあえずまだ観ないでおこう
結論、もう少し様子をみよう。どうしても観たくなったら我慢せずに観る!熱意が落ちてきたらそれはそれでよしとする!、そうしておこう。
自分の人生のテーマである「自分自身に正直に、素直に生きる」という視点から考えると、自分に嘘をついて生きていることになるのだと思う。観たい気持ちがあるのに加え、周囲の反応を考えて自分の行動を決めてるのだから。
ちょっぴり情けないなぁーなんて感じながらも、ここまできたらムキになってでも守った方がいい気がしてきた。自分でも面倒くさいなーと思う。
まあいっか、別に他人に迷惑かけてるわけではない(はず)だし。
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