自分の承認欲求の存在に狼狽える
「私なんて」
これが私の口癖です。
もちろん口には出しません。メンヘラや自己肯定感の低い人と思われ、厄介者扱いされるのが見えているので。
むしろいっさい見せないような立ち振る舞いをしているつもりです。
SNS恐怖、対人恐怖、社会不安症の傾倒が強いのも理解しています。
家族の前でも重い鎧を背負って、気遣いや、できる人間を装っています。
だけどいつも怖い。逃げたい。投げ出して消えてしまいたい。
誰か代わりに私の人生を生きて。
と日常の小さなストレスに遭うとすぐに、心の表面に浮かび上がってくる。
沈めることができないときがあります。口癖ですから。
私なんて価値などない。
私なんて役に立たない。
私なんて何もできない。
私なんていなくなってもかまわない。
これが本当の私です。
なのに変なプライドやこだわりも併せもち、内面に自己主張も隠している。
価値ないんだから捨てなよ、そんなの。と自分でも思います。
noteだって、嫌いだからはじめました。
怖くて震えながら初投稿。
私なんかが書いた文章、誰も見てねーよ。と言い聞かせて。
スキ がきました。
心臓がぎゅうっと締め付けられ、足が浮つくような、息が苦しいような。
ああ、これが認めてもらえる感覚なんだ。
このいつもよりリズムの早い心臓の鼓動が、全身に力の抜けた違和感と浮遊感が、
嬉しい…という感情?
承認してもらったという感覚なのか?
みんなこれが欲しくて必死になって、インスタとかで加工して取り繕ってでも欲しい感覚?
こんな自分にも承認欲求があったこと。スキをもらって素直に嬉しいと感じられたこと。それだけでもnoteをはじめて良かったと感じています。
こんな私にスキしてくれた人に感謝しています。
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