三島由紀夫が知識人、特に大正デモクラシー型知識人を嫌悪したのは、他人に言ふだけで自分は何もしないからだ。この言行不一致がなければ人は生きてゆけない。言行一致は必ず自己を破滅に導く。最終責任と真の言行一致は死にしか無いからだ。言行一致から、生涯、逃れる為にインテリは本を読み続ける。

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