成長の全ての段階で淘汰が行はれなくなってきて、心の虚弱な人が増えてゐる。
かういふ嘆きは明治時代には既に聞こへてきたらしい、維新後の若い男は腑抜けが多いなどと
おそらく今後は本格化する。何処に暮らしても敏感に生きづらさを感じ取る。すぐに心の風邪を引く。さうでない人は肩身が狭くなる

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