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学生時代過ごした街③


学生時代過ごした街第三弾を
久しぶりに書きたくなりました。
良かったら①と②も読んでね。

大学卒業から1年が過ぎる。
この前の休日に池袋で友達と遊んだ。

後輩がバイトしているピザ屋で昼飲みして、
いつも通っていたレコード屋行って久しぶりにレコード買って、
大学を歩いていると懐かしい思い出がたくさんよみがえってきた。

いつも朝ご飯を食べていた喫茶店が閉店していたけど、
池袋の街は、あの時の私たちに戻してくれる。

大学3年の時、コロナ禍が明けて地元から東京に戻ってきて、
大学の近くがいいからと池袋に住んだ。
駅から歩いて大体10~15分くらいのとこで、
結構、いや大分気に入っていた。

レコードを集めるのが趣味で、壁レコするのが夢だったから、
ユーミン・ビートルズ・大瀧詠一・サザン・ビーチボーイズとか
ジャケ買いした可愛いLPを壁に貼っていた。

スーパーもコンビニも薬局も近くにあったから不便がなかったし、
山手通りまで出て朝ランもできた。
近くに何軒か銭湯があって、よく夜に自転車乗ってお風呂入りにも行った。

休みの日は、自転車に乗って大山の喫茶店で朝ご飯を食べ、
雑司ヶ谷あたりまで行って街を散策して、
南池袋公園の芝生で寝ころびながら本を読んで、
レコードを買って帰ってくるみたいな理想の日を過ごしていた。

大学が近いと、友達が終電無くした時に良く泊まりに来る。
私の友人は埼玉や栃木から通っていたから、
毎日誰かしら家に泊まりに来る見たいな感じだった。

一緒にお酒飲みながら夜ラーメン食べて、映画見て、夜の街をひたすら散歩するみたいな夢みたいな日々だった。

好きな人に振られた時も、
就活で思い悩んだ時も、
酔いつぶれた日も、
友達とケンカした日も、
初めての彼氏ができた時も、
卒論に追われてる時も、
色んな思い出があの家に詰まっている。

池袋で、あの家で、
たくさんの経験をして大人になったんだな。

就職を機に引っ越したけど、
ときたまに思い出して、またあそこに住みたくなる。

雑多でディーブでがやがやしてるけど、
結局一番池袋が好きだ。

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