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幸せってなんだろう?

「幸せ」と聞くと、
樺沢先生の『3つの幸福』を思い出します。

セロトニン的幸せ、
オキシトシン的幸せ、
ドーパミン的幸せ、
思いつくのはこれらです。

今回JAFMate(会員向け冊子)に
気になる記事が載っていました。

羽田圭介さんが書いた
「幸せって何だろう?」というコラムです。


・成功者のイメージが強い

羽田さんは、17歳で小説家デビュー、
29歳で芥川賞を受賞しました。
現在37歳。今でも本が売れているため、
傍から見たら成功者というイメージが強いです。

少し前と今の自分との違いについて
触れられていました。

・未知へのワクワク感より

インタビューによると、デビューした時はまだ若かったのもあり、経験したことをのないことだらけでした。

未経験のことがたくさんあったからこそ、未来に対して幸福な期待を寄せていたようです。

しかし、年を重ねていくと
経験したことが増えていきます。
そうなると、未来への予感や幻想に対して
あまり幸福な期待を寄せなくなったとのことです。

「幻想は経験が増えれば増えるほど消えていく」
そうおっしゃってました。

心躍るような楽しみは減ったけど、日常の中でやすらぎを覚えやすくなってきているとのことです。

『3つの幸福』で例えると
ドーパミン的幸せから、
セロトニンやオキシトシン的幸せに
移行しているように見えました。

年齢を重ねたり、経験が増えるに従って
幸せの種類が変わっていくでしょう。

・何者でもない自分

ハワイ旅行の話が触れられていました。
行く前に勉強をしていったのに、
聞き取れずに無力感を感じたそうです。

日本では小説家として有名だけど、
「英語圏では自分は何も持っていない人間にすぎない」と万能感が失われるとのことでした。

この時の経験から
彼は今も細々と英語の勉強を続けています。
やるべきことが多く、自分の幸せの質について
考える時間がなくなったとのことです。

「もしかして没頭できるものがあるというのが
最も確かな幸福の種類かもしれない」と気づきを得ます。

・夢中になれる幸せ

どんなに成功していても、同じ幸せが続くわけではないと感じました。
特にドーパミン的幸せは、どこかで捉え方が変わると考えさせられました。

結局最後、「もしかして没頭できるものがあるというのが最も確かな幸福の種類かもしれない」と締めているくらいです。

・感想

名前は知っているものの、彼の本を読んだことがありません。

個人的には芥川賞を取った『スクラップ・アンド・ビルト』よりも『成功者K』の方が気になっています。

今回の芥川賞・直木賞候補作を集中的に読んでいるので、読み終わり次第読みたいです。

以上、ちえでした。
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