バレンタインに購入するチョコレートの金額が最も高いのはどのケースかという話。

　株式会社インテージが全国の15〜79歳の男女2500人を対象にした調査によると、バレンタインの予算額は平均5,024円とのこと。前年比134％増だそうですわ。（昨年平均は3,750円）

　誰に渡すかの内訳で見ると、家族用チョコがトップで41.8%→44.7%と増、次いで自分用チョコが13.2%→21.7%と大幅増。以下、友チョコの11.4%→13.9%、世話チョコの8.6%→13.7%、義理チョコの8.2%→11.7%と増が続く一方で、本命チョコが7.6%→6.4%と微減。なお「渡す予定がない」は42.7%→36.4%へと大幅減。人と会う頻度がコロナ禍前に戻りつつあるということでしょうか。

　次に、チョコひとつあたりの平均金額。本命チョコは「3,222円」と最も高く、次いで自分用チョコの「1,766円」。以下、家族用チョコの「1,575円」、友チョコの「1,298円」、世話チョコの「1,240円」が続きます。義理チョコは「970円」という結果でした。
　特に本命チョコの平均金額は昨年の「2,306円」から大幅増となっており、その他のチョコも全て微増しておりますわね。

　職場への義理チョコはどうしたいか、という問いに対しては、「参加したい方だ」が17.8%、「参加したくない方だ」が82.2%と圧倒的な結果になったそうですわね。まあ、正直めんどくさいですし……ちなみに私わたくしはチロルチョコ詰め合わせを買ってきて『ご自由にどうぞ』と張り紙をつけてデスクに放置しております。

　かく申します私わたくし、ここ数年はもっぱら自分用チョコと家族用チョコ（と職場用のチロル）しか買っておりません。予算は昨年までは「10,000円」でしたけども、今年ついに「15,000円」になりましたわ。別に裕福なわけではなく、毎月コツコツとスイーツ予算をつみたてておりまして、「バレンタインデー2：ホワイトデー1」くらいの割合で使っておりますの。

　このバレンタインデー、ぶっちゃけて言えば、もう恋のイベント色はだいぶ薄れているような気がいたします。言ってしまえば、スイーツの祭典ですわ。スーパーも大型小売店舗もデパートも個人店も一斉にチョコ一色に染まり、見ているだけでも楽しい（あわよくば試食もできる）お祭りと化していると思いますの。

　お祭り気分で美味しいものを味わえて、お世話になっている方に感謝を伝えられるなら、たまにはメーカーの思惑に踊らされに行くのも、また一興ですわ(⁠*⁠´⁠ω⁠｀⁠*⁠)