普段の生活とはまったく違うことをすると、えてして思いもかけないことを見つけるものだと思いませんか。

　どうも、海中から突き出た岩に飛び乗ったら滑って転びかけた私です。

　いやー、もう少しで冬の海に落ちてびしょぬれになるところでしたね。危ない、危ない！

　寒風吹きすさぶ中、なぜ海に行ったのかと言われれば、「近いから」という理由しかないんですけどね。後付けの理由としては、そこでカメラの機能を試すべく、打ち寄せる波の波頭が砕けて崩れゆくところを北斎ばりに激写しようとしたんですよ。

　ところがですねえ、この後、不思議なものを見つけたんですよ。いえ、正確に言えば、撮影中、ずっと気になってはいたんですけどね。

　これ。これら。

　なんか、えらく透明度の高い、ぷるぷるしたジェリー状のものが、たくさん浜辺に打ち上げられてたんです！

　生物なのか、生物の一部なのか、化学的に変質した海水なのか、まったくわかりません。初めて見ました。

　あまりにも透明なので、内部がよく観察できませんが、どうやら完全な俵型ではなく、よく見ると歪みのような輪郭が見え、生物のようなシルエットだとわかります。とはいえ、内臓のようなものは確認できません。

　さすがの私も、未知の物体をいきなり素手で触るほど向こう見ずではありません。思うに、これはクラゲみたいな生物もしくは生物の付属肢で、死んだりちぎれたりしたものが打ち上げられたのではないでしょうか。

　これについて何かご存じの方がいらっしゃいましたら、情報をお寄せください！(ᗒᗩᗕ)