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おビールを飲みましょう!:松戸クラフトビール&はしご酒フェス

 お酒大好きなわたくし、春のビールイベントに目がありませんの。お花を鑑賞してたんまりと撮影したあとは、おいしいお酒をたっぷりといただく、これぞわたくし的この世の至福。

 今回は、千葉県松戸市にて開催されたクラフトビールフェスタ「松戸クラフトビール&はしご酒フェス」に行ってまいりました!



会場のようす。時刻は16時ごろ

 駅の西口広場を使って開催とは、なんともぜいたく!松戸に帰ってくるにしろ、松戸から帰るにしろ、絶好の立地ではありませんか!


松戸、柏、銚子、矢切、牛久、北千住のクラフトビールが並びます

 お支払いは完全キャッシュレスですか。これからはどこもそうなっていくのかも知れませんわね。まあ、今どき、交通系ICも使えないようなお年寄りもいないでしょうし。
 クレジットカードより速いと踏んで、わたくしは交通系ICでのお支払いを選択いたしましたわ。普段1000円ずつしかチャージしないので、5000円もチャージするとドキドキいたします!


まずは地元松戸のおビールからいただきましょう!


松戸セゾン

 セゾン...…フランス語で「季節」の意味ですわね。セゾンビールというのはもともと農家が夏の仕事の合間に喉を潤せるように造ったものだと言われておりまして、比較的軽く、飲み口や喉ごしの良いビールです。
 セゾンビールは元来、野生の酵母を使って造られてきたということもあり、その味わいはブルワリーによって千差万別。これがセゾン!と言い切るのがむずかしいクラスですの。

 本品、松戸セゾンの味わいは、まずホップが香り、やや控えめな柑橘が香ります。一口目の印象はとても酸味が強く、しばらく口の中で転がしていても酸味が残ります。炭酸は弱めで、あとも引かないので、これはたしかに夏の炎天下で作業をしていて喉が乾いたときにゴクゴク飲みたくなりますわね。反面、お料理は何と合わせたらいいのか迷います。意外とお漬け物とかが合うかも。


2杯目は柏こまいぬブルワリーにいたしましょう


カシワニエール

 どことなくフランス語っぽい響きですけど、「柏にエール」ですわよね?分類はペールエール、色はオレンジの濁りタイプ。
 本品の味わいは、まず強いグレープフルーツ香があり、口に含むとさわやかな果実感、柑橘の皮のような苦味、ホップの苦味、という順番で続きます。ゴクゴク飲み干すこともできますけど、頬張って香りと苦味の共演をしばらく楽しみたくもなりますわ。口の中に塩味が残った状態だと、後味が複雑に変化いたします。

            

3杯目は北千住のさかづきブルワリーから、「足立姫」。

 足立姫とは、足立区と北区周辺で語り継がれてきた伝承に登場する悲運の姫君の名前。嫁いだ先で義理の母親にいじめられ、川に身を投げたという彼女の名を冠したビールとはいかに。
 本品の味わいは、...…明らかにお茶の匂いがいたしますわね。甘い香りもしますし、わたくしの知っているビールの香りではありません。一口含むと、お茶のフレーバーがすごい...…!苦味もお茶のそれ!ビールどこへ行きましたの?!もはやビール風味のお茶といった方が適しているでしょう、口の中でタプタプするようにするとようやく若干のビール味が出てきます。これに合うおつまみは、きっと和菓子。




 今回は時間の都合で、この3種3杯にとどまりました。(お夕食は家族といっしょに摂ると決めているのです)
 しかしどれも、わたくしが体験したことのないビールばかり。特に「足立姫」は衝撃的なほどお茶フレーバーでした。わかっていれば、きんつばなど持参いたしましたのに。それに、地元の伝承やその登場人物の名を冠した商品展開はうまいと思いました。こうして手にとって(足立姫って誰ですの?)と思ったからこそ、検索して姫の物語に触れることができたのですからね。


 それではまた、どこかのビアフェスタでお会いいたしましょう。
 ごきげんよう〜





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