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ニュースつぶやき:「ゆるい職場」になっても若手が離職 背景に「他社で通用しない」「成長できない」不安

 日中はヒマなのでnoteを読む時間も書く時間もありますわ!

 みなさま、ごきげんいかがでしょうか。お嬢様月間のわたくしです。


 いわゆる「ゆるい職場」──上司や先輩に怒鳴られず、無理なノルマを課されない職場──でも、若者の離職率を下げられない、という現象について論じた記事ですわね。



 要旨をまとめると、
・毎日怒鳴られ、仕事終わりの飲み会で水に流して絆を深めるという文化が通用しない
・終身雇用が崩壊した今、他社でも通用するスキルを若者は求めている
・そのスキルを習得するには、旧態依然としたやり方では(背中で教える、見て盗む)では時間がかかりすぎる
・副業や兼業で得たスキル、経験値を還元する

 といったところでしょうか。
 ここで大事だと思いましたのは、すでに教育学習のやり方が変わってきていることはもちろん、「副業や兼業で得たスキルや経験を還元する」という点ですわね。

 いったいに何に向かって還元するのでしょうか?

 ひと昔前であれば、会社に!などと言うのがスタンダードだったのでしょうか。愛社精神などという言葉も、人生の諸先輩がたから聞き及んでおります。
 わたくしは、副業や兼業など、自分の行動によって得た知見や経験は、まず自らに資するものだと思います。現在、多くの会社が離職に頭を悩ませているというのは、裏を返せば「自分たちが副業・兼業扱いされているのでは」という危惧から来ているのかもしれません。
 しかし、経済も下向いており、この先貧しくなる一方の国で少しでも良い生活をしたいと思ったら。ひとつの会社に固執せず、さまざまな場所と機会で、自分の腕を高く買ってくれるところに身軽に渡っていける能力を欲するのは自明の理とも言えることでしょう。もはや屋台骨となる会社というものはなくなっていき、国民が総フリーランスとなる日が来てもおかしくはありません。

 時代の流れに逆行するようですけれども、では、どうしたら経験を求めて移ろってゆく若者たちを留めることができるのでしょうか。

 私はそれには、優秀な教示者チューター導師メンターの存在が不可欠であると考えます。それもかなり高位の。
 単に教え方が上手いだけではなく、なぜそうであるかの理解を深めるチューターと、なぜそれが必要であるかを納得させるメンター、そのプロフェッショナルが、今後どの組織にも必須の存在になってくるとわたくしは予想します。理解と納得、考えてみれば基本的なことですけれども、この両輪をおろそかにして人を惹きつけることはできないでしょう。

 学校や職場で人を教える立場の方々。私も含めて、単なる教師ティーチャーで終わってはいませんでしょうか。何年経っても覚えているのは、納得いくまで理解を深めてくれた、ひと握りの人たちだけです。


 さてさて、今から洗濯物を取り込んでたたみますわよー!

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