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私が出会ったダメ男の特徴③

〜友達と特別の境目がない男〜


こんにちはKOKOです
これは私がまだまだナイーブだった頃の話




優しいってなんだろう?
優しい人がタイプ?
優しいって簡単じゃない
表面だけではないのよ


他人に対して思いやりがあり情が細やかなこと

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この人は本業を持ちながら
TATOOの彫り師と複数の事業をこなす
器用で頭の良い人だった

彫り師としてはまだ初心者に毛の生えたレベルで
試行錯誤しながらデザインの練習をしたり
友人に格安で提供しながら
スキルを磨いていた

その傍らに別なことでも稼げないか
別のスキルを探し取得するような
ストイックな人である


このような感じなので
家にはいつも人が入れ替わり立ち替わり
週末は自宅でBBQパーティするような
いつも賑やかな中にいた

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出会ってすぐに打ち解け
彼の趣味を次々と見せられては
刺激を受ける日々だった
見るもの全てが初めてで
空っぽの自分が恥ずかしかったのを覚えている

二人で過ごす静かな夜もあった
いろんなことを話したり
ワインを飲みながら映画を見て寝落ちたり
みんなと賑やかに過ごしたいのかと思えば
それにうんざりもしている
変なやつだ

泊まったりもしたり
「毎日会いたい」と言ってきたり
とても良い関係だったと思っていた

でも気づいていた
たまに置いてある女性の物
シャンプーだとか
ネックレスだとか
トレーナーだとか
でも彼女のものでは無い感じなのだ

最初の頃なんの気もなしに聞いた
「なんでシャンプーあるの?」

「友達もたくさん来るし
 集団で泊まられることもある
 みんなで使っているんだよ」

微妙だがそう、確かにそれがあるのだ
なんとなく腑に落ちないけども
他のものもそういう類だ
「誰かの忘れ物」


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ある日私が忘れたネックレスが
(正確にはわざと置いてみた)
次の時に見たらぶっち切られていた

女の勘でこれは他の女性がやったと確信

実はその女性の見当も付いていた
ナイーブだったがガッツはあったので
彼に問いただしたのだが
全て否定された

私が酔って自分で壊したのだと…

確かに酔っ払うが
自分のものを壊すほどバカではない

今こんなこと言われたなら
鼻で笑って出ていくわ


でもここまでで私は分かっていたのだ
彼が「誠実」ではないことに
彼が「優しい」人ではないことに

女性はよく陥りがちだ
おかしいと思っても様子を見ているうちに
見切り期を見失う

note ノート 記事見出し画像 アイキャッチ 2

この人は優しくない
ニコニコ女性をエスコートして
料理したり言う事聞いたり
全てYESと受け入れている自分は
みんなに優しいと思い込んでいる
ケジメのない男である
特別な人との境目がないのだ
そして女性はそんな人から離れていく


私は完全に離れるまですごく時間がかかったし
悔しくてなかなか忘れられなかった
辛くて辛くてもうやめたくて全てを断ち切り
1年ほど経ってから
また連絡を交わすようになったが
1年の間にすっかり思い出化しているので
私の方の対応がドライだった

その距離感が逆に良かったのか
猛烈なアプローチにあうが
女性って忘れる努力をして忘れた相手に
情熱は再燃しない

君は特別だったんだ、と言う
「それでも私1人じゃ無かったよね?」
あのときはごめん
特別だったのに自覚してなかったんだ、と

あの時欲しかった言葉や気持ちを
すごくたくさんくれればくれるほど
「あの時だったらよかったのに」と思うし
当然もうその言葉は私には響かない

そして離れている間にいろんな人に会い
恋愛レベルが上がり
その人に全く魅力を感じなくなっていた

だって「本当に優しい人」って
自分を特別に扱う人って
あなたじゃなくても
いるんだもの

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