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旅がわたしを変えた〜「まずは自分を優先だよね?(当たり前)」〜

こんにちは。
いつもお越しくださり、ありがとうございます。

今日は、旅で出会った友人に言われて衝撃だった「自分を優先」するメンタルについて書いてみたいと思います。

前回は、「仕事を退職後に陥りがちな自己肯定感との付き合い方」について書いておりますので、こちらの記事もよろしければどうぞ。


2017-2018年の5ヶ月間、1人でヨーロッパと北アフリカを周遊しました。

旅の経緯や、旅から得たものの詳しいお話はこちらで書いていますので、ご興味がある方はこちらもどうぞ。


当時英語もほとんど話せず、ただただ、勇気を肩に担いで知らぬ土地や文化、知らぬ人たちと関わりながら、自分1人の力でこの状況をくぐり抜けられるのか、自分の目で世界を見たい、の一心で飛び出した5ヶ月でした。

旅の中盤、エジプトでインド系カナダ人の旅行者と出会いました。

彼は体全体から「自由」が溢れているような人でした。

そして、わたしが持っていない感覚をたくさん持っていることが話している間にもありありと伝わってくるような人間でした。

そんな彼との会話の中で衝撃を受けたこと。

「だって常に自分優先(always priority is myself, isn’t it? じゃんね?」

たぶんこんな感じの英語だったように記憶しています。

彼にとっては、

自分がしたいことをするのは当たり前、なぜなら「自分」が一番大切にされるべき存在だから。

ということが、心の底から当たり前で、それを言動、行動、態度すべてで体現していました。

わたしは鳩が豆鉄砲を食ったように、その瞬間は一瞬理解ができず、それでもその言葉と言葉の意味をしっかりと脳裏に焼きつけた、という状態でした。

目からウロコがバラバラと崩れ落ち、体中から今まで持っていた価値観がボロボロと剥がれ落ちた体験でした。

エジプトのシナイ山。


彼のバックグラウンドはインドとカナダ。

想像するに彼は元々持っているインド人たちが持つ、自信や意志の強さにカナダという環境で育った欧米的思想を持っていだのだと思います。

わたしは、純日本人的マインドでした。なので、当時のわたしは、自分よりも「相手」の意向を優先することが当たり前の人間でした。

なにをするにも誰かの顔色を伺っていたし、何かをする時には相手の意見を聞いてから、それをしても波風がたたないよう、常に一度頭で考えて行動をしていました。

今思うと、ずいぶん変わったなぁ。しみじみ。

***

そんなわけで、いつも何かに対してビクビクしていました。

「自分を優先する」「自分のしたい、をそのまま叶える」というシンプルなことが当時のわたしの常識の中には定着していませんでした。

「自分にない価値観」って、聞いたその時は驚いてしまって落とし込むまでには少し時間がかかったりします。

わたしの場合、彼から受け取った言葉をその後も時として反芻し、「自分を優先していいんだ」と、初めは頭の中から、そして、行動へ、と落とし込んでいくようになりました。

今のわたし。

わたしは当時と比べたら驚くほどに自分の気持ちを優先できるようになりました

やりたくないことを、誰かが望んでいるからという理由をつけて無理やりすることも止めることができるようになりました😊

わたしにとって、あの5ヶ月の旅はそれまでの「わたし」が新しく生まれ変わるような出会いや価値観の変化、そして自分を愛する、ということをスタートした時間だったように思います。

日常の中でもわたしたちは変われます。

だけど。

旅の中を通じてもっと飛躍的に、もしその時に自分の中で何かを変える覚悟ができていたらなおさら、驚くべきギフトと共に変化が起こるんだと確信はしています。

改めて。
旅っていいですね。

エジプト、シナイ山からの日の出。

今回はそんな気持ちを思い出させてくれたこの企画#わたしの旅行記さんに感謝です。

本日もお越しいただき、どうもありがとうございました。

プロフィール Ellie(エリー)

1980年生まれ。
大学卒業後、コツコツ真面目に管理栄養士、菓子製造でバリキャリ。
兼ねてからの夢「世界を自分の目で見る」ため、ヨーロッパ・北アフリカを5ヶ月間ひとり旅→マレーシア移住→日本。

旅、美味しいもの、カフェ、パートナーシップ、自分を愛することを必要なみなさんへシェア。




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