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LUBER ROOM COFFEE CAMPSITE 2023.4.21 チャンネルオフ会の夜の真実

カフェ経営の傍らキャンプにハマり、キャンプへ行けばYouTube投稿する日々を過ごし始めて約2年半。
まだまだ弱小チャンネルですが、おかげさまで少しずつ登録者数も増えてきました。

最近では有難いことに、動画を見たキャンパーさんが県内外からお店に来てくれることが増えてきました。
リスナーさんに応援されながら過去にはオフ会も2度開催させていただき、それぞれオフ会の様子はYouTubeにて動画投稿もさせていただきました。

先日の4月21日には地元の近ヶ坂キャンプ場さんにもご協力いただき、3度目のチャンネルオフ会を全サイト満場にて開催させていただきました。

オフ会当日の夜

しかし、今回のオフ会は未だ動画投稿をしておりません

というより、私自身のキャンプも動画投稿もこの4月21日を境に完全に止まっております。

オフ会当日に参加していただいた皆さんやYouTubeのコミュニティの方にも簡単に事情は説明させていただいておりますが、この日以降のオフ会動画の新規投稿も無く、毎週していた動画投稿、配信も止まってしまっている状態なもので、この場を借りてオフ会の夜に起きたことのご説明をさせていただければと思います。

なんて最もらしいことを言いますが…
正直な話、今回起きてしまった事、これからの事などいろいろな事がいっぺんに襲いかかってきて潰されそうな日々を過ごしていました。
しかし家族や友人の支えやリスナーさんからの励ましもいただき、現状はいろいろ整理しながら少しずつ元の生活に戻ってきましたので気持ちの整理の意味も含めて少し吐き出させていただければ…ありがたいです。

4月21日

私自身、今のお店を開業する前は普通に会社員をしていました。
県内にはいましたが大半は甲府近辺での生活です。
妻は今でも会社員として働いています。

両親も年老いてきたこと、その他にもいろいろな条件が重なって私自身は会社を退職し実家の一階でお店を開業するという形で2017年初頭に妻と一緒に私の実家へ引っ越しました。
しかし私が帰ってくる予定のひと月前2016年12月に母は他界してしまいました。50歳くらいの時にくも膜下出血を患い、その時は一命を取り留めましたが、それまでの活発な母と打って変わって家で黙々と過ごすようになっていました。

活発で外交的な母、寡黙で内向的な父。
母の死後、父の老け込みが加速したようにも思います。
同居はしていますが私も妻も仕事上、父とは生活時間帯がズレているので基本父は自分自身でご飯などは済ませていました。
父は過去に膝の人工軟骨を入れる手術や肺に溜まった膿を取る手術などはしましたが、それ以外は特に大きな病気も無く今年3月には80歳の誕生日を迎えました。

2年半前から私がキャンプに頻繁に出掛けるようになると
「そんなに楽しいものなのか?」とか「今日はどこでキャンプするんだ?」とか少しは興味があるようでしたが「一緒に行ってみる?」って聞くと「いや、いい」と予想通りの答えが返ってきます。
もともと出不精の性格なので幼少期もどこかに連れて行ってもらった記憶は正直あまりありません。
YouTubeに関してもテレビなどで少しは知っているようで「儲かるのか?」と聞いてきますが「全然。でも動画見てお店に来てくれるお客さんも結構いる」というと少しは理解してくれているようでした。

4月入った頃、父が日付を間違うことが増えてきました。
もしかしたら「認知症」の兆候?とも思いましたが、免許証更新の高齢者認知症検査もパスしたばかりだったのであまり深くは考えてませんでした。
それでも少し「介護」の二文字が頭に浮かび、これからのことを少し考えるようになってきました。

そんな心配を他所に4月の中頃には友人を連れて私のお店でコーヒーを飲んだりもしていましたが…

4月21日オフ会当日。
数日前まで天気予報も微妙でしたがよく晴れて季節外れの暑さの中、参加者の皆さんのサイトを撮影させてもらったり、夜はみんなで焚き火を囲んでその様子をYouTubeのライブ配信したりと楽しく過ごすことができました。

就寝してしばらくすると電話が鳴りました。
夜中の1時過ぎだったと思います。
この時間帯の突然の電話が良いお知らせな訳がありません…

この日、父は他界しました…

本当に突然の出来事でした。

プライベート事情もありますので詳細は伏せさせていただきますが…

4月26日

祖母や母の時に経験はしていたのですが、悲しむ暇が無いほどの慌ただしさの中4月26日に父の葬儀が滞りなく終わりました。
長男である私が喪主でもありました。

妻と妹弟にも助けられなんとか葬儀まで終わりましたが、これが1人だったらと思うとゾッとします。
母の時にもお世話になった葬儀屋さんの担当の方にもだいぶ助けられました。

葬儀も終わり、親族も帰り、妹弟家族も帰って静かになった家…
忙しさが収まると同時に襲ってくる悲しみ、寂しさ、後悔…

あの日オフ会に行かなければ助けられたであろうか…
私たちに心配かけまいと強がっていたのだろうか…
もっと早く病院へ無理矢理にでも連れて行けば良かっただろうか…

ああすれば良かった、こうすれば良かった…
なんか無限に「たられば」が浮かんできて押し潰されそうです…

私も来年50歳を迎えます。いろいろ経験は積んできたつもりではいますが…
両親を失うということはやはり辛いものですね…

いつかはこういう日が来るんだろうな…とは漠然と思ってはいましたが…
その日は突然やってきました。

その後と今後

葬儀から約ひと月が経ち、私達夫婦や兄弟も元の生活に戻りつつありますがまだまだやるべき事がたくさん山積みです。
様々な相続関係の手続き、遺品の整理など…お店が休みの日にはいろいろ飛び回っています。

正直な話、葬儀の数日後くらいまでは気が抜けたような…何に対しても興味が湧かないような…俗にいう気持ちが落ちている状態ではありました。
キャンプに対しても今後、行く気がでてくるのだろうか?なんて考えたりもしました。

それでも時が経つに連れて少しずつですがメンタルも落ち着いてきて、今ではある程度前向きに考えられるくらいには気持ちも回復してきています。
ふとした時に「キャンプ行きたいなぁ…」なんて思えるようになってきました。

四十九日法要が終われば少し環境も落ち着いてくるとは思います。

四十九日も終わったらキャンプもYouTube投稿もぼちぼち再開していこうと思いますので、これからもお店、チャンネル共々応援していただければ嬉しい限りです。

拙い文章と重いテーマで今回投稿してしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

LUMBER ROOM COFFEE

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