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【ワクワクするビジネス_No12~成長するVRビジネスを支えるVRクリエーター】

野球好き会計士のいとけんです。

野球ゲームや野球観戦でVRを使って楽しむコンテンツがあるようで、
試してみたいなと思っています。

しかし、それだけではなく
野球のトレーニングにVRを活用することができるようです!!


「ここに存在するはずのない世界」を映し出し、
まるで現実のような没入感をユーザーに提供する

VR(Virtual Reality:仮想現実)の技術は、
ゲームや映画をはじめとするエンターテイメント業界において
いち早く注目されてきました。

エキサイティングな映像や、幻想的な映像、
あるいは遠く離れた場所の映像を本物のように体験できる革新性は、
私たちの日常生活に大きな変化をもたらすものとして期待されています。

もちろん、「ここにないものを体験できる」というVRの可能性は、
エンタメ分野に限定されるものではありません。

医療や教育をはじめ、現在さまざまな分野に技術の応用が進んでおり、
ビジネスにおいても新たな価値を創出する可能性を秘めています。

「VR元年」と呼ばれた2016年から5年が経ち、
VRを体験するためのデバイスとして知られる
「ヘッドマウントディスプレイ(HMD)」も市場に出回るようになりました。

同時に、実際のビジネスモデルとしてVR技術を取り入れたサービスを
展開する企業も増えており、今後ますます活用の幅が広がっていくと考えられます。

しかし、このようなVRビジネスの課題と言われているのが、
VRコンテンツを作成するVRクリエーターの不足です。

VRクリエーターとは
映像の世界をリアルに映し出す立体表現のスペシャリストとして、

VR(仮想現実)の技術を用いてゲームや教育、医療、建築、旅行業界など
の映像を作り出す仕事です。

現実には存在しない世界や実現しようとしているもの、
二次元では表現しきれないものを立体的に映し出し、疑似体験できる状態にします。

VRは専用のゴーグルを装着し、360度から見られる3DCGの世界を表現します。

リアルな映像に加え、聴覚・触覚など様々な感覚器官に働きかけることによって、
今までにない臨場感を味わうことができるとして、

ゲーム、教育・医療・建設・旅行業界など幅広い分野で
VRへの注目が高まっています。

VRの開発環境はまだプロの世界でも発展途上で、
それだけに多くのクリエーターにとってチャンスがある分野といえます。


VRクリエーターになるのに特別な学歴は必要ありませんが、
VRコンテンツの開発にはプログラミング言語Unityや3DCG技術が不可欠です。

まずは専門学校や大学で立体・空間表現の専門知識
プログラミングスキルを身につけることがVRクリエーターへの近道につながります。

VRコンテンツ制作会社やゲーム制作会社、広告映像会社などへ就職し、
3DCGデザイナーとして3Dのゲーム開発や3DCGデザインを手掛け、
立体・空間表現の経験を積み、VRクリエーターを目指します。

VRクリエーターとして求められる知識・資質は次の通りです。


●デッサン力
物の構造などを理解して正確に表現することで、
リアリティのあるCG制作を行うことができます。
その為には物をよく見るデッサン力や観察力が大切です。


●コミュニケーション能力
VRコンテンツの制作は複数人で長期間の開発になることが多くなるので
協調性やコミュケーション力が求められます。


●発想力
時に実際に存在しない架空の世界を作り上げる作業を行います。
リアリティのある作品を作るためには、そのものの状態や状況など
頭の中でイメージする発想力や想像力が必要です。


●立体造形力
頭の中のイメージをカタチとして創り上げられるように普段から、
身の回りのありとあらゆる目に映るものを3次元的なパースで
見るよう意識するなど感覚を鍛える努力が必要です。

VRクリエーターになるのに特別な資格は必要ありませんが、
関連する資格を取得することで自分のスキルを図る、
かつスキルを証明する手段になり就職に有利に働くこともあります。

また様々なヘッドマウントディスプレイやVRゴーグルが販売されているので、
それぞれの特徴を抑え、それらに合わせたUnityの開発が求められます。

今後、ますますVR業界の市場拡大やビジネスシーンでの可能性が期待されますが、
業界の動向を常に意識しながら、新しい情報を掴み、
技術を磨き続けることが大切ですね。


VRビジネス市場はこれからどんどん成長していきそうですが、
それを支えるVRコンテンツ作成者である、
VRクリエーターの人材育成も重要となります。

私が子どもの頃には存在しなかった
「VRクリエーター」という新しい職業の今後の活躍が楽しみです!!

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