かおるこ

ドラマ・本の徒然日記。社会人。好きな言葉は有給休暇と知行合一。

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最近の記事

朝ドラ『虎に翼』①

米津玄師さんが歌う主題歌、フルで聴いたのですが、めっちゃ寅子だ〜!ってなりました。 特に2番。 地獄の先に春が見える人、いるんだろうな。 私は地獄の渦中にいたら、確実に苦しむだけになると思う。 朝ドラ本編の感想はまた頑張ってかきます。 読んでくださりありがとうございました。

    • 向き合うことをやめなければ、前には進める(朝ドラ「おかえりモネ」について①)

      自分が停滞している気がして、モヤモヤする時は、大好きな朝ドラ、「おかえりモネ」に思いを馳せます。 タイトルの言葉は、公式ホームページで朝ドラ受けをやっていた歌広場淳さんのコメントの一部です。 とても素敵なので以下引用します。 にっちもさっちも行かない時、どう頑張ってもカバーのしようがない時が絶対あります。 そんなときは、この言葉を思い出すようにしています。 続けることに対しての敬意を忘れたらいけないな、とこの頃思うのです。 彼氏、彼女と別れるのは簡単です。(例外はあり

      • 自己犠牲の呪いは自分でしか解けない(ドラマ「ウソ婚」感想)

        もうタイトルが全てです!!! 誰かのためにつく、優しい嘘はたくさんあるけれど、自分が誰かを好きと言う気持ちには、嘘をつかないようにしたいですね。 目の前の人を悲しませないように嘘をついて、職も、家も、恋人も全部手放した八重ちゃんが、誰かが悲しむことになっても、匠と結婚するために自分の気持ちをはっきり言った瞬間が良かった。 その瞬間まさに、呪いが解けたな、と思いました。 周りが背中を押すことはできても、自分の気持ちは自分だけのものですからね。 主題歌の「本音と建前」も最

        • 後回しをやめたい人

          今回は自分への自戒を込めて、後回しをやめるにはどうしたらいいのか考えてみた話を綴ります。 (なぜかと言うと、下調べを怠ってしまったばかりに、必要な手続きに間に合わないというミスをやってしまったからだ。反省しかない。) まず、私はオンとオフでのやる気の差が激しい。 一回休みなどを挟んでしまうと、何もかも出遅れがちだ。 最近、ふと読んだもので、SnowManの渡辺翔太さんの考え方がとても好きだ。 出来ることはすぐやる。例えば番組のアンケートなど、量が多かったとしてもその時

        朝ドラ『虎に翼』①

          終わったら始まるかもしれない(ドラマ『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』感想)

          毎話見ていてグッとくるものがあります。 火曜日夜9時テレ朝です。 ペット業界で職探し中の吉野ひかり(伊藤沙莉そん)が、裁判所の執行官、小原樹(織田裕二さん)がとある「執行」を通じて出会い、犬担当の執行補助者として振り回されながらさまざまな人生のリスタートに立ち会うドラマです。 そもそも、「執行官」とは?というところからでした。 執行官とは、裁判所の判決が実施されない場合に強制的に判決を執行する仕事をしている人々です。 「差押」という言葉がとても強いです。 事情があって家か

          終わったら始まるかもしれない(ドラマ『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』感想)

          ときにはビジネスに正義があってもいいんじゃないですか?(ドラマ「それってパクリじゃないですか?」感想)

          水10はお仕事ドラマ!ですね! ※ネタバレ含みます。 ジャニーズWESTの重岡さん×オレンジ文庫は手堅いと思っています。 (「それは経費で落ちません!」も良かった…。) お仕事ドラマの素敵なところって、普段はスポットが当てられない(かもしれない)職業の人たちの奮闘が分かるところだと思ってます。 人生の半分以上は、働く(はず!)だから、ほんのちょっぴりでも「お仕事頑張ろう」って思いたいじゃないですか。 そんな私を後押ししてくれるようなお話です。 飲料メーカーの知的財産を守

          ときにはビジネスに正義があってもいいんじゃないですか?(ドラマ「それってパクリじゃないですか?」感想)

          色々休みたい話

          6月は祝日が無いなんて、残酷すぎる。 週5で働いているなんて、えらい。 週6の人なんてもっとえらい。 些細なことで心が削られて仕方がない。 左手の人差し指のネイルが欠けた、空けたピアスホールが安定しない、肌の治安が悪い、筍の瓶の蓋が開かない…。引っ越しに失敗して、夜音やら人の出入りやら、気になって寝られない…。 体に湿気がこもっている?湿気も言葉も詰まって苦しい。 体力も格段に落ちた。前はなんであんなに働けていたんだろう。正直8時間もきつい。 ドラマ『王様に捧ぐ薬指』を

          色々休みたい話

          孤独の底#吉本ばなな 『キッチン・満月』感想文

          過去の写真を見返していて、ふと思い出した本。今日また読み返しました。 そしてこんなことも思い出します。 孤独の底で味わう美しさを、わたしは知っている、と。 吉本ばななさんのこの作品はとても有名ですが、恥ずかしながら読んだのは去年の10月です。 転職したての職場に通う電車の中で、読み進めた本。 読み終わって、出会うべくして出会った作品だなと感じました。 あらずじを少し。 主人公のみかげはたった1人の家族であった祖母を亡くし、天涯孤独となります。その中で、祖母がよく世話をし

          孤独の底#吉本ばなな 『キッチン・満月』感想文

          レモンイエローの魔力#梶井基次郎『檸檬』感想文

          今回は私が1番好きな本の感想を書こうと思います。 1番好きな本なので、感想を書くのが少し怖いです。なので何度も書くかも知れません。うふふ。 1番好きな本、それは梶井基次郎の『檸檬』です。 高校2年生の現代文の授業で読んだ作品で、今も読んだ時のことを覚えています。 青空文庫で読めちゃいます。 ざっくりとあらすじです。 えたいの知れない不吉な塊に「私」は蝕まれていた。以前は丸善にあるような、舶来品やきらびやかなものに私の心は動かされていたが、その時はみすぼらしいものに惹か

          レモンイエローの魔力#梶井基次郎『檸檬』感想文

          巡るバトンと人生(ドラマ「舞いあがれ!」感想)

          朝ドラもいよいよ来週で最終週です。 最終回の予告から、もう泣けてきます…。 舞ちゃんは、刈谷先輩の登場で、「空飛ぶ車」の開発事業に会社として参入します。 空への夢が再び目の前に現れます。胸熱です。 なにわバードマンのメンバーも再登場し、今までの舞ちゃんの人生で積み重ねてきたものが、パワーアップして戻ってきましたね。 懸命にやってきたことは、必ず自分が歩む人生のどこかでつながるのかもしれないな、と希望を感じさせられました。 余談ですが、ふとみたネットニュースの記事に、又吉さ

          巡るバトンと人生(ドラマ「舞いあがれ!」感想)

          最高のタイミングで流れる主題歌(「女神の教室〜リーガル青春白書〜#10 感想)

          言いたいことはタイトルに詰まっています。 あんなに効率主義で、人に興味がなかった藍井先生が、「良い法律家になれ」って言った後に主題歌が流れるの、最高すぎる。 そこだけ切り抜いて動画作って見返したい。 見続けてきたからこそ味わえる、このじわじわとした感動、ドラマの醍醐味です。 最終回、楽しみ!!

          最高のタイミングで流れる主題歌(「女神の教室〜リーガル青春白書〜#10 感想)

          私がエンターテイメントを好きな理由

          最近は主にドラマ・本に振り切っていますが、私は、物語が好きです。幅広ーく言うと、エンターテイメントが好きです。 何故好きなのか。暗くて重たい話かも知れませんが、言語化してみようと思います。 自分のことを全部理解してもらう、分かってもらうなんてことは100%不可能なのに、それが出来ないという事実に懲りもせず落ち込む時があります。 結局、自分のことは自分で救うしか無い、そう思う度に絶望し、深い底に沈みます。 そんな時に、底から上がる紐となってくれるのが、物語です。 物語に心

          私がエンターテイメントを好きな理由

          恋愛で人は生まれ変われるのか(ドラマ「星降る夜に」感想)

          今回は恋愛ドラマの感想文です。 吉高由里子さんと北村匠海さんの出演です。 吉高由里子さん演じる、大学病院をとある過去で追われたことがある産婦人科医、雪宮鈴(ゆきみやすず)と、明るくて自信満々の遺品整理士、柊一星(ひいらぎいっせい)が、星降る夜に出会い恋に落ちる物語となっています。 ちなみに柊一星は耳が聞こえず、音のない世界を生きています。 鈴と一星の職業からも分かるように、「生と死」をテーマのひとつとしており、キャッチコピーは「恋で人は生まれ変わる」となっています。 ま

          恋愛で人は生まれ変われるのか(ドラマ「星降る夜に」感想)

          幸せとともに、丁寧に日々を歩む人々(「舞いあがれ!」#97〜101話感想)

          まとめての感想になってしまいました。 舞ちゃんと貴司くんの結婚式、本当に良かったなあ…。人が幸せだと、涙が出てきてしまうので、涙を堪えるのが大変でした。 伝えたい思いがようやく伝わって、大事な人とそばにいられる、改めて尊いことだと思いました。 印象的だったのは、リュー北條氏に「旅に出たくならない?」と聞かれた時に、貴司くんがはっきりと「なりません。」と言ったところ。 貴司くんの居場所は、舞ちゃんのとなりなんですね。そこに確固たるものを感じて、貴司くんにとって、舞ちゃんがど

          幸せとともに、丁寧に日々を歩む人々(「舞いあがれ!」#97〜101話感想)

          法律の人間味(ドラマ 「女神の教室〜リーガル青春白書〜」感想#1〜7話)

          今回はドラマの感想です。 北川景子さん主演、「女神の教室〜リーガル青春白書〜」です。 法律と言われたら皆さんは何をイメージするでしょうか。ルール?人を裁くもの?平等? このドラマを見ると、法律って人間味に溢れているものだと認識を改めました。  舞台は、司法試験を受ける生徒たちが集まる「ロースクール」。 司法試験は、多くの人が思い浮かべる、難関試験のひとつだと思います。 そこに、北川景子さん演じる柊雫(ひいらぎしずく)が、裁判官から転勤を命じられ、先生として赴任してきます。

          法律の人間味(ドラマ 「女神の教室〜リーガル青春白書〜」感想#1〜7話)

          暗闇の短歌

          どうしても辛い時に詠んでいる短歌を、気持ちの卒塔婆としてあげていきます。 ※とても暗いです。 「お医者さん教えてくださいわたしにも  睡眠薬は何個までとか」 「真綿でしょ白いマフラー首絞めて  それだけだけど人は死ねます」 「こんなにも消えたくなってしまうのに  恋愛ドラマ見てしまいます」 「夢の中遅刻しているわたくしは  まだ世の中に関われますか」 「しにたがりええそうですよ死にたがり  どこにでもいる死にたがりです」 「誰もかも助けを求めて三千里  道のり遠

          暗闇の短歌