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世界を創るⅠ

毎週毎週ひたすらコーディネートを組んで
モデル撮影していた頃の話を綴ります。

撮影にはいつも外国人モデルさんに来て頂いてました。

コーディネートを組む時、テーマやイメージなどの詳細を決めて
撮影の方向性をスタジオへ提示し、撮影当日は毎回立ち合います。

立ち合いでは、
コーディネート
モデルさん
ヘアメイク
着こなし
写り方
ポージングなど
全体のバランスを見ながら、
とにかく自分がピンと来るものにフォーカスします。

モデルさんに実際着用頂くと
事前にイメージしていた感じとは異なる雰囲気になることもあるので
着こなしや合わせる小物を変更するなどでバランスを整えます。

撮影が始まると
わたしは、着こなしを整えつつ
自然と盛り上げ役になります。

モデルさんのポージングのたびに
「可愛い!」「良いね!」「nice!」などなど
たくさん声掛けしていました。
意識してそうしていたわけではなく、勝手にそうしてたと言うか。
自分の心が上がるものにフォーカスしていたら、
まず自分が上がっていた、という感じです。

しっくり来ない時はもちろん言葉は出てきません。
そういう時は、全体のバランスに何かしらの違和感があるので、
その違和感を見つけて、着こなしを変えたり
限られた撮影時間の中で、様子を見てアイテムを変えたり
ヘアスタイルを変えて頂いたり
モデルさんはじめ、カメラマンさんやヘアメイクさん、フィッターさんなど
たくさんの方にご協力頂きました。

エネルギーとは伝播するもので
撮影序盤は、みんなはどこか様子見をしている感じがあるのですが
徐々に乗ってきて、流れをつかみ、
撮影が進むごとに良い画像がたくさん撮れました。

現場のみんなのエネルギーが一体化して、良い場ができ
画像の中に「世界」が写るのです。

続きます。

本来の自分に還るファッションアテンド
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