「保育園に行きたくない」のその後【子育て】

以前、この秋から転園した保育園に、突然「行きたいくない」と言い出したことを書いた。

今の保育園はこれまでの保育園と違ってコミュニケーションがしっかりしており、先生たちの雰囲気も良く、変なルールもなく、私たち親はとても気に入っていた。だから、「行きたくない」と言われて少し戸惑った。

上の子は何度か転園をしているが、また転園を繰り返すのも良くないと思い、少し様子を見ていたのだったというのがこの記事に至るまでの経緯だ。

そして、現在。

本人は、今までのどの保育園よりも確実に楽しんでいる。

未だに「今日は行きたくない」と言う日もあるが、「保育園、楽しい。◯◯ちゃんとあれこれした。」などと嬉々と話してくれて、保育園に行きたがる日も増えてきた。

今までの保育園は「行きたくない」と言うことはしょっ中だったが、行きたがったことはなかったため、正直驚いている。

ただし、原因ははっきりとは分からない。

3歳児、しかも上の子はあまり口達者な方ではない。うまく自分の気持ちを表現できず、「行きたくない」の正体ははっきりしない。

ただ、「行きたくない」と言う日の、おそらくこれだろうという共通点が3パターンある。

まずは、やはりお友達とうまく行かなかった次の日だ。どうやらしょっ中おもちゃの取り合いをしているようなのだ。ただ、「暴力はダメ」だということは分かっているようで、「手が出そうな気持ちをグッと堪えて、手を出さなかった日」などは本人に相当ストレスがかかり、次の日に「行きたくない」となってしまうのではないかと思っている。

また、気に入っている子たちが病気や旅行などで来なかった次の日というのも、どうやら「行きたくない」日であるようだ。

最後は、これは実は前からその傾向はあったが、ママと下の子が何か楽しそうなことをしていると勘づいた日だ。例えば、ボーネルンドやアソボ〜ノ!などの遊び場に行く日だったり、友達と子供を連れてアフタヌーンティーに行く日だったりと、上の子を預けて下の子とお出かけをしている日がしばしばある。それに勘づくと、「行きたくない」となってしまうようだ。

最初の2つは私たちではどうすることもできないので、なるべく帰りにどんなことをしたのか、楽しかったことや嫌だったことなどを聞き出して発散させようと努めている。

だが、最後のことに関しては、かといって下の子と常に家にいるわけにはいかないので、なるべく勘付かれないように、そして写真などをリアルタイムで見せないようにしている。

そして、結論としては、少なくとも3歳のこの段階では、親にとってのいい園と、子供にとってのいい園はそんなにかけ離れていないだろう。行きたくない日はどうしてもあるが、「楽しい」と言って出かけていく日もたくさんあるので、楽しい日を少しずつ増やしていきたいと思う。


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