マイクロソフトエバンジェリスト 西脇資哲さんゲスト回 『今だからできる働き方』

2022年7月21日木曜日 マイクロソフトエバンジェリスト 西脇資哲さんゲスト回 『今だからできる働き方』

 Microsoft エバンジェリスト 西脇資哲



瑠華です。最近天気が不安定で、体調を崩す方も増えてきておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

今月の私のラジオ番組はMicrosoftの執行役員兼エバンジェリストの西脇資哲さんをゲストにお呼びして放送いたしました!


爆風スランプパッパラー河合さんと西脇さん そして後ろには岡村靖幸さんのマニピュレーターのインディ米田さんがひっそり



西脇さんとはパナソニックコネクト株式会社(当時はパナソニックCNS株式会社)で私が働いていた時、エバンジェリスト育成講座にプレゼンテーションやエバンジェリストの在り方を特別講師として指導に来て下さっていたご縁でお会いしました。

その後、私もBANDAIの川口克己さんのガンダム関連のトークショーにゲストで御呼ばれしたりしたり、西脇さんもガンダムエースのコラムで連載を持たれる程のガンダム好きということで、ガンダムトークで意気投合し、ラジオには1回目はガンダムのお話で来ていただき、2回目になる今回は千秋さんに続き「魅力的な働き方」についてお話をして頂きました。

西脇さんは、エバンジェリストはよく広報のような物だと説明されていますが、広報には留まらない仕事であるとおっしゃられていました。

ある会社の広報は自社製品の魅力だけを語ります。

しかし、昨今共創活動という言葉がよく聞かれている通り、一社独占で賄っていく時代ではもうありません。

世の中のIT全体を知りたい、今ある物では解決できない問題を、きちんと解決し、機能的で継続可能な社会を“プロデュースしリードしていく”為には会社の枠を超えて行かないといけません。

広い視野と知識と経験を持って、自身がその分野の価値や道を創造していくインフルエンサーのような事も担っていくのが大事になります。

それがエバンジェリストの仕事です、というお話をラジオの中で語ってくださいました。

また、英語が得意ではないから外資は挑戦できない!と躊躇するのは勿体ないことだというお話もしてくださいました。

外資系で働く時は英語が流暢である必要があるわけではない。

「文法よりも伝わるという事」

結果的に言葉云々よりも日本のどの会社で働くのとも同じようにきちんと数字を出すこと、説明ができる事、ロジックがあること。当たり前のことが当たり前にできれば言語は翻訳ツールだって、通訳ソフトだってあるのだから

「伝える気持ち」と勢い、自信が大切だという事をお話くださいました。


昨今リストラや景気の悪さなどが話題になるなか、いかに自身が何を持っているのかを見極めていく力が必要になります。

そこで、西脇さんは、自分が持っているものを活かしていく事の大切さもご自身の経験から語ってくださいました。

外資は数字や、結果を出せなければどんなに偉くなっても、次の月も仕事があるとは限らない。だから、いつリストラされるかわからなというようなリスクは景気がよかろうと、悪かろうと常に隣り合わせにある話であるっとお話をしてくださり

だからこそ、常にベストを尽くし続ける事、そして会社だけに頼らず、副業、兼業、パラレルワークなど自分の価値を活かせる事に挑戦して「自立した」働き方を持つことが大切だとお話くださいました。

誰でも必ず得意な事があり、得意なことでは誰でも結果を出すことができる。

当たり前の事だが、漫然と働き続けると見失ってしまうことだという事を教えてくださいました。

自分の価値をしっかりと見つめる、自分を知る、自分のできることを楽しむ、そしてそれが誰にとって価値を持つことなのかを見極めてそこに売り出す。


・ガンダムが好きだから、ガンダムが語れる、そしてガンダム専門誌でコラムを書くというオファーをもらう。

・話すのが得意で、ITが好きだから、乃木坂と一緒にITを語るラジオ番組のオファーが来る。

・自分はプレゼンテーションが得意で好きだから、どうしたら上手くできるのか人に教えられるので講師をやる。

自分の持っている物をどれだけ欲しがっている人に価値があり、魅力的であるかプレゼンテーションができれば響くところにはきちんと響く。

とご自身を例にセルフプロデュースというのはそういうことだと教えて頂きました。

退職に縛られない、常に社会にとって意味を持ち、自分にとって幸せな生き方。

不景気で生涯一社に依存しない事を会社自身が望み、副業や兼業を応援してくれる会社が増えたことで、今だからこそ許される働き方なのだと魅力のあるお話であっという間に1時間が過ぎました。

このように素晴らしいお話を、西脇さんは開始前に、私との待ち合わせ場所で雨が降った後のびしょ濡れの外の椅子に座ってしまい、始終びしょ濡れのズボンで、新聞紙に座って脱水しながらお話しくださいました。



新聞がびしょびしょになるほど雨でぬれた西脇さん。椅子をぬらさない気遣いが優しい。



西脇さんのそういうチャーミングな一面もラジオで語られ、リスナーの方々にもほっこりしていただけました。また是非素敵なお話をラジオでもお話いただければとおもっておりますので、来年もゲストに来ていただけるように我々も魅力的な番組発信に邁進いたします!

西脇さんありがとうございました!


左から
瑠華  西脇資哲 爆風スランプパッパラー河合 インディ米田 知久継道



(毎月第三木曜日20時より爆風スランプパッパラー河合さんと一緒にレインボータウンFM https://885fm.jp/ で東京23区とYoutube Live同時配信でラジオ番組「ペロリタイム」のパーソナリティをしています。)

ゲスト紹介
西脇資哲
日本経済新聞でも紹介されたIT「伝道師」。IT業界の著名カリスマエバンジェリスト。エバンジェリストとはわかりやすく製品やサービス、技術を紹介する職種。現在はマイクロソフトにて多くの製品・サービスを伝え広めるエバンジェリスト。コミュニケーションやデモンストレーションといった分野での講演や執筆活動も行い、製造業、金融業、官公庁、教育機関などでのプレゼンテーション講座を幅広く手がける。ドローンの愛好家でもありドローンビジネスにも精通しておりスタートアップ向け投資ファンドの運営メンバーでもある。また、京都大学 iPS細胞研究所 山中伸弥所長のコミュニケーションアドバイザーでもある。





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