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やっぱり学校にいかなければならないと苦しむ息子

昼夜逆転し、学校から足が遠のいてしまっていたある日の夜、夕ご飯を息子と一緒に食べることができて、機嫌もまあいい感じでした。
息子:「明日学校行くよ」と。

私は心の中でやったー!と叫び、夫もその言葉を信じ喜んでいました。
しかし、深夜になってから時間割をし出したら不安が襲ってきたようです。

「明日は体育でダンスのテストがある。ダンスなんてできない」
「校門に立っている先生の目が怖い」
「教室に入った時のみんなの目が怖い」
「宿題してないから部活の先生に走らされる」

そして、僕はやっぱり死ぬしかないと。

夜中に2人で泣きました。完全に私は息子にひっぱれてしまい、私も生きている意味がわからなくなってしまってました。

息子の「学校行くよ」を信じ、期待し、それを裏切られると、悲しくなる。
何度もこのようなことを繰り返してしまってました。

息子は学校にはいかなければいけない、と思っていて、でもそれができないから自分はダメな人間なんだと。

学校には行かなくて良い、ゆっくり休んでほしい、と伝えてはいましたが、私も学校に行ってほしいという気持ちは完全には捨てきれなかったので、それが息子に伝わり、きっと圧を感じていたんでしょう。

学校に行かない選択をした子供は特別ではなくて、そういう選択も当たり前なんだよ、という理解が社会全体でできれば、不登校で苦しむ親子が減るのではないかと思います。



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